PDF/コミックデータビュワー「Book+」の恒例の新機能紹介エントリ。次に予定している v1.6 で搭載される一つの目玉がテキストメモ機能です。現行の v1.5 というバージョンではフリーハンドなメモ機能が搭載された訳ですが、今回はPDF上に文字入力が出来るというものです。
こんな感じになります。見ているPDFに「文字」を書き込みたい需要って必ずあるのですが、フリーハンドだけでは絶対ダメで、少し長めの文章を描き込んだり、面積に対する文字密度が高いような細かい書き込みをしたい場合は、フォントを使って描くのが一番良かったりします。
こんなふうに。
ダブルタップで入力用popupが現れて書いたままに表示されます。改行の考え方は割りきってまして「自分で改行して下さい」というスタンスで実装。テキスト入力を指定して自動改行…をやり始めると結構複雑な上に結局意図した通りにならない事も多い為です。
線の太さの設定値がフォントの大きさになるようになってますのでPDFに応じた書き込みが出来るかと。ただフォントの指定は出来ず固定としています。…が、もちろん色や透明度については他のツールと同様に反映されるようになってます。
…という訳でテキストメモの機能が追加されて、これでようやく編集モードのパレットのツール群が全部埋まりました。実に8種類のツールに、6色カラー、透明度と太さは5段階…とここまであれば相当な自由度で読書中の描き込みが可能になりますね。
このように、テキストメモと矢印とフリーハンドを組みあせて使う合せ技もありでしょう。実はちょっとしたお絵かきも可能かも知れません
という訳でBook+の次バージョンで搭載予定のテキストメモ機能について紹介しました。次の v1.6 はこの他にも多数機能が盛り込まれる予定でして1つずつ紹介させて貰いたいと思います。