iPhone4Sが発表されました。同時にiOS5のスケジュールも見えました(急やけど)。

これでまた業界がドタバタと賑わい立ちそうな予感。ハードとソフトの進化が1週間後に迫った訳ですが、このコンボで新しいモバイル体験を提供してくるのはAppleらしい所であり、Appleにしか出来ない技でもありますね。中でもそれが顕著に表れているのは音声アシスタント機能「siri」でしょう。

いみじくも、すずりょうさんが

と仰った通り、ここまでくると哀しいかな「アンドロイド」の定義である「高い知性をもつ人間型ロボット」に近いのはiPhone4Sであると言わざるを得ません。マンとマシンの距離感をグッと縮める事に成功していますし、こういう世界になりますよね、普通に。だってどう考えても便利だもん。

以前「なぜAppleなのか」というエントリで、弊社がApple一色である理由はAppleがコンピューティングの未来を作っているからと書きましたが、その考えが間違っていない事を改めて再認識出来た素晴らしい発表でした。Appleはまた未来を先取りし具現化してくれたのです。何とワクワクすることか。

しかし、惜しむらくはこの音声アシスタント機能が日本語で使えない事でしょう。でもきっとAppleはやってくれる、そう信じるしかありません。というかApple以外にやって欲しくない。僕らが欲しいのは、表層だけ真似をした残念なアシスタントではなく、洗練されたアシスタント「siri」なのだから。

34/365 © 2011 Pete Peaks, Flickr

しかし待ちきれない!という場合は、ここは一つ発想を変えるっていう手もアリな事に気が付きました。そう、思い切って、

iPhone4S + 英語生活

ってのはどうでしょうかという御提案です。Appleが引き寄せてくれた未来を体験しながら英語学習にもなるという一石二鳥の自虐的HACK!

いきなり全部英語!メールも住所録もアプリも全部。いぁね、iPhone4Sの動画を見て英語が自由に使いこなせない悔しさを久しぶりに感じた訳ですよ、僕は。でも、ホント動画のように動いてくれるなら(いぁ動くからリリースしてるのでしょうが)、英語やってみようかなという気になりません?

街中でiPhoneに英語で喋って、”Oh, it’s nice!!” とか言ってみるとか格好良すぎです。大阪駅界隈で、どこに食事に行こうか迷った時におもむろにiPhone4Sを取り出す訳ですよ。んで “Find me an italian restaurant nearby.” とか言ってiPhoneに教えて貰ってんの。超クール!…多分。

(少なくとも人名のローマ字発音が認識されないと話にならなさそうだからやっぱ微妙か)

 

ま、冗談はさておいて近未来をnativeに体験できない残念感はありますが、iPhone4Sは購入するだけの十分な魅力はありますので僕は普通に64GBytesモデルの白を買うつもりです。法人部隊が凄いという噂のauさんが企業向けにiPhone販売体制をどう組んでくるのかにも注目ですね。確実にエンタープライズ絡みの案件は増えると思います。