若い世代の間で貯金が流行ってるそうです。社会に対する言語化できない漫然とした不安の裏返しで、守りの姿勢で金を捉えているみたい。だから貯金。車や家を買うってのは将来のキャッシュインが期待できないのにあり得ない!そんな発想なのだとか。半ば厭世主義的なところもあるんでしょうかね。何だか寂しいなぁと思いながらも、日本の将来を楽観視出来るニュースがどこにありますか?と問うてみたくなるような情勢だけに何となく納得したりもして。
でもですよ、不安だから金を保持しとくってのはそれはそれで悪くないと思うんですが、手元の金を全部が全部貯金ってのは止めた方が良いんじゃないかなぁと最近の僕は思ったりするのです。
投資しましょうよ、投資。
金融商品を買うという意味でもそうですし、そうでない意味でもそう。守りの姿勢でお金を滞留させておくよりも(今の100万円が将来の100万円の価値と等価である保証はどこにも無い訳だし)、将来の価値を生み出す所に金を置いた方が多分良いです。使わないと決めているまとまった金があるなら貯金より良い利回りを得られる金融商品は沢山あるし、あるいは将来自分が稼ぐ為の武器になるようなモノに投下する事も出来るでしょうし。
個人的には後者を常にやってたいですけどね。自分への投資。己の直感が導く方向に沿ってなければいけませんが、そこに乖離がなければ自己投資は必ずお金として返ってきますから。非常に小さな体験ながら書いてみると、僕は今の会社の100%株主なのでこれを自分の資産と見なせばそれなりの利回りを達成していたりするのですが、これって自分に投資してきた結果とも言えるのかなぁと感じています。(これまでの色んな方の支えあって今の僕や当社があります。いつも有り難うございます m(__)m 沢山還元していかなくちゃ…といつも思っています)
もし自己に対する投資によって期待できる利回りより、他の金融商品で高い利回りを取れそうならそちらにお金を置いておくっていう手もありかも知れませんね。でもやっぱり成長できる自分を感じれるのは素晴らしい体験なので、利回りどうこうという事を抜きにして自分への投資はしていきたいものだなぁとも思ったりもしますけど。
と。こんな風に、良いのか悪いのか何やら最近お金の事になると身を乗り出して話を聞いたり喋ったりしたい自分がいてますよ。どんなカテゴリもお金は絶対関係あるので、経済、政治、教育…興味関心の範囲が広がるばかりです。
今回の件、マイミクのzukaさんと大阪でお茶会をした時に、自分が信じるモノBEST を今の若者に答えて貰ったら1位が自分、2位がお金で、最近貯金が流行ってるらしいという話があって、帰り途中に色々考えてました。結局、将来を少しでも楽観出来るようなモノをほとんど見せてあげれてない大人の世代が悪いんでしょうか。高い経済的成長を果たしていた頃の日本は、ただ単に将来の豊かさを先取りしていたに過ぎない感がぬぐえないのです。僕の中で何となく。
そんなご時世、自分があるいは会社が何か出来ないものかなぁ。と考えるのだけど答えは出ず…。うーん。
なんだか呟きエントリになりつつありますね。このへんで一度終わって続きはまた。