2012.06.17 (Sun)

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先日発表したプレゼン資料共有サービス SlidrsiOS版クライアントの最新版 v1.1.0 を公開しました(Slidrsについてはこちらのリンクをご覧下さい)。主な追加/変更ポイントは以下の2点。

  • 自動閲覧・手動閲覧のモード切替インターフェース変更
  • 自動閲覧中の追尾時間調整機能

Slidrsの発表時のUSTREAMでユーザの皆さんから頂いたコメントを元に、自動閲覧モードにおける快適さをUPさせる機能拡張を最優先にもってきました。

 

■ 自動閲覧・手動閲覧のモード切替インターフェース変更

前バージョンでは自動閲覧中に画面に触れた瞬間に手動閲覧モードに切り替わっていたのですが、これにワンクッション置くようにしました。

こんな感じで切り替える前にパネルを出すように。ここの「手動閲覧モードに戻る」を押さない限りは手動閲覧にはなりません。パネル表示中の自動追随は継続。パネルを消したい場合はパネル部分以外の場所をタップして貰うだけでokです。

 

■ 自動閲覧中の追尾時間調整機能

自動追尾中に画面タップすると現れるパネルに

現在時刻や調整用のインターフェースが追加されました。この機能の意味について以下、ご説明します。

Slidrsの特徴の一つに、発表者のページめくりに同期する自動追随がありますが、発表者と参加者が同じ空間にいない場合、つまりUSTREAMやニコ生を併用して遠隔セミナー参加的な事をやっている場合に「タイムラグ」がどうしても気になってしまいます。会場の様子を動画/音声配信する一方で、資料の配信はSlidrsで…という使い方をすると便利なのですが構成上どうしても遅延が発生します。

動画/音声のストリーミングの方が一般的に大容量を転送しないといけない為に、ネット越しの遠隔参加者は遅れて見ている訳ですね。そこにSlidrsは別のルートで「はい!次は3ページ目!」みたいな軽量なデータを同期するもんですから、Slidrs によるページめくりが先になっちゃう訳です。そうすると、

(ページがめくれる)あれ?なんだ?このページは?
(遅れて動画/音声が届く)あぁ、その話しなのか…

みたいな事が起こってしまいます。そう、一般的に「目にするもの」と「耳にするもの」について、前者の方が早いと凄く違和感があるのです。後者の方が早い場合は余り違和感がない。…ので、タイムラグによる違和感を参加者側で是正出来るようにしたのが追尾時間調整の機能です。

Slidrsのスライドが少し早いなぁと思った時は、こんなふうに設定してやると違和感がなくなるという事ですね。(常に3秒とは限らない。少しずつ遅延を増やしていき最適な遅延を調整する)

先ほどの頭を使って解説するとこんな感じ。

厳密でなくても、適当に5秒とか10秒とかに設定して、動画/音声よりSlidrsの自動追随スピードが遅くなるだけで違和感無く快適に視聴する事が出来ます。まぁ一番良いのは、USTREAMの動画内に会場の時計を表示して貰って何秒程度遅れているか分かるようにするって事なんですけどね^^;

 

という感じの主に2つですが他にも色々調整を施して Slidrs v1.1.0 としてリリースしました。かなり参加者側の快適度が上がったのではないかと思います(遅延設定は必要になりますが)。

参加者にもっと分かりやすくプレゼン提供したいなぁ、データ配布も手軽にやりたいなぁというセミナー主催者の方やプレゼンテーションを行われる方、いらっしゃいましたら是非 Slidrs をお使い頂けたらと思います。くわしくはオフィシャルサイトを御覧下さいませ。

 

さて最後に、今回の機能(特に追尾時間調整)で実際どれだけ快適になるかを体験して貰うべく、以下の要領でまたまた発表会を開催したいと思います。宜しければお手元のiPhone/iPadに Slidrs v1.1.0 をインストールして頂いた上で御視聴頂けましたら幸いです。

<td>
  Slidrs v1.1.0 新機能発表会
</td>
<td>
  2012年6月20日(水) 12:15〜 または 14:15〜 のそれぞれ30分程度
</td>
<td>
  USTREAMの<a href="http://www.ustream.tv/channel/slidrs%E7%99%BA%E8%A1%A8%E4%BC%9A">slidrsチャンネル</a>
</td>
<td>
  Slidrsの<a href="http://slidrs.net/sessions/119">セッション#119</a>
</td>
タイトル
日時
ストリーミング
資料

今回はお昼休み時間中に開催とさせて頂きます :-)


2012.06.13 (Wed)

WWDC2012のkeynoteで、予定通りiOS6が発表されました。

刷新されたAppleオリジナルの標準マップアプリ、Siriの強化、facebookのOS統合、電話の応答機能の拡張…等など魅力的な機能満載で一ユーザとしても秋が待ち遠しい訳ですが、常々エンタープライズiOSを意識している立場から新機能郡を見返してみると関心事は別の機能に移ります。

こちら。

Guided Accessと呼ばれるアクセシビリティの機能拡張で、どのような使用感で扱えるのかは不明ですが、もし文言通り/想像通りの挙動をするのであれば、エンタープライズなiOSの魅力は一段と輝きを増すに違いありません。なんと、

  • HOMEボタンを無効にできる!!
  • タッチパネルが反応しない領域を設定出来る!!

というのです。

これ、実は超凄い大ニュースですよ。企業や店舗などで熱望される事が結構あったりしたのですよね。例えば店頭でプロモーション動画を流す、ちょっとした施設案内アプリを表示する、…といった用途にiPadを使うケース。いずれも「他のアプリは触らせたくない」という共通点を持った活用例です。

営業ツールとしてiPadを使用する場合もそう。

1つのアプリで業務が完結するように作られていれば、極端な話、管理側にとってはHOME画面は見えない方がいい(つまりHOMEボタンは押せなくて良い)んです。YouTube使って欲しくないなぁ、Safariを立ち上げられてもなぁ、カメラを使わせたくないのよなぁ、とかとか、企業ならではの 制限欲

制限する事が大好きだけど時代の流れからiOSデバイス導入を避けられない…という、基本的にスタッフを信用しない国内企業の担当者にとってコレ以上の朗報があるでしょうか!?社員にやらせたい事を規定して、それを実現する専用アプリを作り、当該アプリ以外は起動できないようHOMEボタンを無効化する。

It allows a parent, teacher, or administrator to limit an iOS device to one app by disabling the Home button

AppleのiOS6先行告知ページにはこう書いていますので、機能として提供さえるのは間違いないのでしょう。後はどのように使えるのか…ですよね。HOMEボタンを連打すれば無効状態は解除出来るんです…とかだと余り意味ありませんし。administratorにも許しているという事から業務用観点でポジティブ解釈した僕の理想は以下の通り。

iPhone構成ユーティリティと組み合わせて

  • HOMEボタンを無効に出来る
  • HOMEボタンを無効にした時の起動アプリを指定出来る
  • HOMEボタンの無効解除にパスワードが設定できる

ってな事が出来てしまう状態。

もしこうなれば、iOSデバイスの地位はエンタープライズの世界で揺るぎないものとなるでしょう(特にiPad)。デジタルサイネージ端末としても最強になりますね。全ての「キオスク」端末はiPadに置き換えても良いかも知れない。それぐらいのパワーを秘める事になると思います。可能性は無限大。

例えば。

フロントカメラを使った写真落書き機能付きAirPrint印刷対応アプリを用意、HOMEボタンは無効にして筐体にはめ込んで電源確保、筐体の中にAirPrint対応なプリンタを仕込めば、はい!プリクラマシンの出来上がり!な訳です。まぁ極端な例ですけどね。(あくまで「例」です。プリクラのシステムはそんなに簡単じゃない)

加えて今回のアクセシビリティ機能拡張には、タッチパネルに無反応領域を定められる機能まで用意されるってのがまた凄い。画面の特定領域しか反応しないように出来る訳ですから、HOMEボタン無効化と組み合わせれば「制限する自由度」が更に増しますよね。HOMEボタンを無効にして、且つアプリ上の管理者モードボタンを無反応領域にして店舗に設置とか…普通に便利そうです。

惜しまれるのはiOS6が初代iPadに入れれないこと。大量に各社で余りつつあるであろう初代iPadをデジタルサイネージ的に流用するってな事が出来ませんのでね。

 

ま、だいぶと妄想が入ってますが、ホントに上記のような事が実現すればiOSは更に面白くなること間違い無しです。iOS6が出るとされている2012年秋に真相は明らかになりますが、エンタープライズ観点からみてもiOS6を楽しみに出来る理由がありますよ〜〜というお話でした。


2012.06.11 (Mon)

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天候の変化が激しい時や季節の変わり目にダウンロード数がぐっと上がるそら案内 for iOS。気がつけば110万ダウンロードも越えていました。皆様、いつもご利用いただき有難う御座います。

…という訳で(?)すっかり遅くなりましたが、2012年3月末のログ解析データを公開してみたいと思います。今回も約1ヶ月分のデータに基づいています。諸事情で厳密には4月2日までのログを含んでいますので微妙に3月丸々1ヶ月分ではないのですが、その点ご了承下さい。

 

■ そら案内 for iOS のバージョン分布

登場した新たな赤色勢力。iPad 3rd のRetinaに対応した新バージョンですね。

<th>
  2011/12/27
</th>

<th>
  2012/01/27
</th>

<th>
  2012/02/29
</th>

<th>
  2012/04/02
</th>
<td>
  0.24
</td>

<td>
  0.17
</td>

<td>
  0.16
</td>

<td>
  0.12
</td>
<td>
  2.90
</td>

<td>
  1.99
</td>

<td>
  1.63
</td>

<td>
  1.23
</td>
<td>
  96.86
</td>

<td>
  97.84
</td>

<td>
  98.18
</td>

<td>
  81.46
</td>
<td>
</td>

<td>
</td>

<td>
</td>

<td>
  17.19
</td>
アプリバージョン
v1.0
v1.1
v1.2
v1.3

新バージョン v1.3 は 2012/3/29 に発表していますので、実質5日で最新バージョンに2割の方がupdateして頂けたという事になります。有難いお話です。

 

■ デバイスの種別分布

次にデバイス。これは余り変わりません。そりゃそうか。

<th>
  2011/12/27
</th>

<th>
  2012/01/27
</th>

<th>
  2012/02/29
</th>

<th>
  2012/04/02
</th>
<td>
  29.15
</td>

<td>
  29.05
</td>

<td>
  26.86
</td>

<td>
  27.34
</td>
<td>
  65.96
</td>

<td>
  65.87
</td>

<td>
  68.53
</td>

<td>
  68.57
</td>
<td>
  4.89
</td>

<td>
  5.08
</td>

<td>
  4.61
</td>

<td>
  4.10
</td>
デバイス種別
iPad
iPhone
iPod touch

そら案内というアプリケーションだけに限った話ですから用途を考えてもこれが大きく変動する事は今後も恐らく無いと思います。変わるとすれば何かしら新しいデバイスが出てきた時でしょうか。

 

■ iOSのバージョン分布

一番面白いiOSのバージョン分布。何だかiOS分布だけで良いような気もする今日この頃です(笑) iOSの新バージョン(v5.1)登場時期が被ってるので非常に面白い結果が出ていますね。

<th>
  2011/12/27
</th>

<th>
  2012/01/27
</th>

<th>
  2012/02/29
</th>

<th>
  2012/04/02
</th>
<td>
  0.28
</td>

<td>
  0.18
</td>

<td>
  0.16
</td>

<td>
  0.11
</td>
<td>
  0.57
</td>

<td>
  0.46
</td>

<td>
  0.40
</td>

<td>
  0.36
</td>
<td>
  0.64
</td>

<td>
  0.47
</td>

<td>
  0.42
</td>

<td>
  0.36
</td>
<td>
  1.39
</td>

<td>
  1.06
</td>

<td>
  0.97
</td>

<td>
  0.81
</td>
<td>
  5.08
</td>

<td>
  3.91
</td>

<td>
  3.62
</td>

<td>
  2.96
</td>
<td>
  23.56
</td>

<td>
  16.75
</td>

<td>
  14.65
</td>

<td>
  11.80
</td>
<td>
  68.47
</td>

<td>
  77.15
</td>

<td>
  79.74
</td>

<td>
  38.77
</td>
<td>
  0.01
</td>

<td>
  0.02
</td>

<td>
  0.03
</td>

<td>
  44.90
</td>
iOSバージョン
iOS3.1系
iOS3.2系
iOS4.0系
iOS4.1系
iOS4.2系
iOS4.3系
iOS5.0系
iOS5.1系

期間中のアクセス数はざっと2300万。激増してます。このシリーズのエントリでは繰り返し書いておりますが、そら案内 for iOS は扱っている情報が天気予報という事で老若男女関係なく御利用頂いている可能性が高く、概ね国内市場のiOS分布に近い値が出ていると思われます。

興味深い点は幾つかありますが、特筆すべきはやはり iOS5.1 への移行スピード。iOS5.0の時もそうでしたがとにかくiOSは新バージョンへの追随率が異様に高いです。iOS5.1は2012年3月9日に発表されましたが、そこから3週間強の間に4割以上の勢力になっているという事です。iPhone/iPadがドンドン売れている事の証左でもあるのでしょうけど、とにかく追随早過ぎ。

次なるポイントは、iOS4以下の合計が20%を切って、iOS5以上が80%を越えたという事です。前回の1月末には全体の4分の1を切ったと書かせて頂きましたが、相変わらず旧バージョンの減少ぶりが凄まじいです。これは旧バージョンを折れ線グラフで見てみると顕著でして、

こんな感じになってます。とにかく古いバージョン比率の逓減ぶりが気持ち良い。最新バージョンに近ければ近いほど低下する勢いがある傾向が見て取れますが、これはiOSでは次のバージョンへ移る勢力が常に強いという歴史があった事を示唆しています。開発者にとっては有難い傾向ですね。恐らく将来も傾向は同じでしょう。

今回の統計を見る限り、そろそろ新規案件も更新案件もiOS5以上での開発を前提にしてしまえるんじゃないかなぁと思った次第。WWDC2012ではiOS6も発表されますし、iOS4系を扱う意味はますます薄れていくのではないでしょうか。

 

という事で2012年3月のレポートでした。4月以降は週次で数字を作っていますので、ちょいとまとめ方を変えてみるかも知れません。これまでのレポートを以下にリンク列挙してみましたので、興味お有りの方は宜しければどうぞ。


2012.06.10 (Sun)

展開くーん

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はーい

ってなもんで、先般発表した短縮URLの展開支援アプリ「URL展開君」の最新版(v1.1.0)をリリース致しました。ほぼこれで完成形ではないかと思いますが、今回のバージョンで搭載された新機能を2つ紹介します。

 

■ セーフブラウジング

短縮URLは便利な半面セキュリティリスクのあるサイトのURLが隠蔽されている可能性がある事はよく知られたこと。URL展開君を作ったのもそれを事前に判断できるように…という目的あってこそだったのですが、もう一歩進化させました。

危険と思しきサイトなら警告する機能です。

Googleが提供する Safe Browsing API を使用しています。短縮URLを展開して、そのURL先の危険性についてGoogle先生に尋ねて、危険そうならその旨を表示するって機能ですね。

赤色の警告表示をしているにも関わらず、肝心の展開君に危機感が全然無いように見えるのは仕様です。

 

■ クリップボード監視

一度、URL展開君を起動した以降にクリップボードにテキストがコピーされた瞬間を監視するようにして、通知センターから当該URLの展開を促すようにしてみました。

通知センターに表示されたURL展開君をタップすると、すぐ

こんな風にコピーされたテキストがペーストされた状態でURL展開君が立ち上がります。クリップボードにコピーされたテキストにURLが含まれていればその度に通知してくれますので結構便利。ただiOSの仕様上、永遠に監視し続ける事は出来ませんので、直近の起動から約10分程度が経過すると再起動を促すような通知が表示されるようになってます。

尚、この監視機能が鬱陶しい場合は、URL展開君の設定画面からオフにする事も可能です。

 

という事でURL展開君の最新版(v1.1.0)リリースのお知らせでした。相変わらず展開君のキャラが立ってて個人的には好きなアプリです。皆様も是非、短縮URLの利便性に潜む罠にハマらない為にも URL展開君 を御利用下さいませ。(URL展開君のアプリ紹介や使い方についてはこちらのエントリをどうぞ)


2012.06.09 (Sat)

先日発表させて頂いた、ページめくりも同期するプレゼン資料共有サービス「Slidrs」ですが、サーバ的には結構なチャレンジをしています。最近の技術トレンドを満載してると言っても過言ではないでしょう(Slidrsの詳しい内容についてはこちらのエントリをどうぞ)。せっかくですので、Slidrsで使っているモノの御紹介をしてみようと思います。

■ インフラ

Amazon Web Services を使っています。ここ凄く重要。巷のいわゆるレンタルサーバではありません。AWSが出た当初からずーーっと純AWSで真のクラウドサービスを提供したいと思っていましたがようやくですね。(昨年立ち上げたSYNCNELは政治的理由でAWSを選ばなかった訳ですが、実は後悔してます)

Slidrsでは、最前線にはロードバランサELBを持ってきて、フロントのアプリサーバ用にEC2 x n台、バックにはDB用サーバにEC2、諸々監視用サーバにもEC2、外部ストレージにS3、DNSにはRoute53…を組み合わせて使っています。

ローンチ当日には急遽EC2を倍に増やしたりもしていて真のクラウドの恩恵を利便をサービサーとして改めて感じている次第。ですので、今後も AWS 大前提という方針は絶対に変えません。

 

■ ソフトウェア

フロントには NginxNode。前者は静的なコンテンツの配信に、後者はアプリケーションサーバとして使っていて、プログラムは node.js でガッツリ書いて貰ってます。ログの集約には fluentd もかましており、いやはやホント便利な時代になりました。

バックには、インメモリなデータストアとして redis を採用。データベースには NoSQLなデータベースの代表格 MongoDBを持ってきてますので、ここもお約束的な組み合わせになるでしょうか。

 

■ デプロイ

諸々サービスを展開するにあたりデプロイツールとして capistrano、サーバの構成管理の自動化に chef を使ってます。このへんも今風ですよね。

 

(デプロイ環境はともかく)もはや LAMP って何って状況になってます。

フロントもバックも全ては高速性を将来に渡って担保しなくちゃ…と考えているからこその組み合わせにしてまして、このへんは「最強の少数精鋭は一人」っていう僕のポリシーに基づき(まぁ少人数ベンチャーだからって事情もありますが)、弊社唯一の web 専門エンジニア @kumatch に全部を一任。これを初期バージョン約1ヶ月で作り上げてる訳ですが、良い感じに出来上がっていると思います。

 

今後も必要に応じて最新のテクノロジーを積極的に取り込みながら拡張していく予定。AWSの中に限っても、予定している数々の追加機能でEC2はもっと増やさなくちゃいけないし、マネタイズの部分では VPCCloudFormation を使用する事も今から視野に入れています。(Slidrsのマネタイズは結構息の長い話だったりします…)

もちろん、やみくもに新技術を使って遊ぶというのではなく、純然たる必要にかられれば適切に使っていくという方針ですね。技術の世界は今まで以上にどんどん変わります。だからエンジニアも使う技術をどんどん変えていかないと…ですね。企業も人も変われる事こそが生き残る唯一の方法だと僕は思ってますので…。

という訳でページめくりも同期するプレゼン資料共有サービス Slidrs で使われている技術紹介でした。


2012.06.08 (Fri)

若干業務連絡的ですが、弊社は今年もWWDCに参加致します。WWDC2009, 2011 に参加してますのでウチとしての参加は3回目ですね。

回数を重ねる度に人数が増えていってまして、今年は弊社でそら案内やBook+を担当している @itok_twit と、SYNCNELやURL展開君の担当である @nakiwo、そして未公開プロジェクト担当の @sumihiro の3名。ちなみに web担当の @kumatch は今年も滞在組。(いつか AWS の国際カンファレンス re: Inventとかに行って貰いたい)

今回、よくチケット取れましたねぇ…と言われたりもしますが、そこはベンチャーの良い所が発揮されて発表当日に facebook group を駆使してリアルタイムに調整しながら難なく3枚ゲットできたってな感じ。

さてさて、今年は何が発表されるのでしょうか。楽しみ半分、不安半分。WWDCがiOSの式典の側面を持つようになって以来、今回は量的最大規模な発表が有るんじゃないかと目されていますが、どうなる事やら。

  • 次期iPhoneで液晶の解像度・アスペクト比が変わる
  • Retina対応のMacが出る

あたりがホントにくると、嬉しいながらも開発会社ベンダー経営者としては「出ちゃったかぁ…」という溜息混じりに呟いてしまうのは間違いありません。何より金や時間の追加投資を強いられますので。

まま、とは言っても自分の好きな世界で進化を目の当たりにするのは嬉しい訳で。iOS6については、標準のMapアプリがどうなるんだろうとか、facebook 連携がどうなるんだろうとか色々気になりますが、そら案内のアクセスログにも実は iOS6 は数十アクセスカウントされている事はさておき、ほぼ確実に来るのでしょう。

個人的には AppleTV で iOS アプリ作れます的な展開がそろそろ出てきて、テレビ業界に戦慄が走るってのが面白い上に、iOSベンダーとして仕事の幅もまた拡がりそうなので嬉しくもあったり、ホントにそうなったらいよいよ案件をもっと回すための(今までとは違うタイプの)増員も必要だったりするのか的な事もホンの少し思ってみたりもする訳です。

 

ちなみに。今年も留守番の僕はいつも通りに通常営業です。

「行ったら良いのに」とはよく言われるのですが、keynoteは一度聞いてみたいと思ってみたりするものの、もはや僕は開発者ではないので合理性という観点から「無し」なんですよね。概要的な話は帰還後のエンジニアとの会話の中で共有出来ますし、中途半端に僕が開発者的な事をしてみても効率が悪いよなぁと。

それよりかは経営者としてもっと大きな世界のウネリや経済の流れみたいなものを俯瞰的に体感する事の方が大切で、その為に数日間海外へビジネス観点で視察する…ってな事の方がよっぽど自分の役割なんじゃないかなと考えている昨今です。

何だか何の話か分からなくなりましたが弊社はWWDC2012に参加しますという業務連絡なのでした。御客様皆様には期間中開発業務がストップしてしまうという事で御迷惑をお掛け致しますが、技術力向上により更なるスピードと品質を御約束する為の布石になるモノですので、どうぞご了承下さいませ。


2012.06.05 (Tue)

先月末 5/30(水) に新しいサービスをリリースしました。Slidrsと書いてスライダーズと呼びます。

先日のエントリの通り昼晩2回 USTREAM で発表を行いまして、のべ150人の方に視聴頂きました。今回、昨年2月のSYNCNEL以来の新サービスという事で気合を入れて記者会見ばりに動画配信してみた次第です。


(自社の会議室で。こんな風に記者会見風の格子状パネルを自作した)

…が、どちらかというとUSTREAMを使ったのは「気合を入れる」為ではなく、新サービスがまさに今回のようなプレゼンテーションの場を進化させるべく開発したモノなので、それを強調する為でした。

Slidrsは、セミナーや勉強会、イベントや発表会など、何かしら「プレゼンテーション」が発生する場面で使用して頂ける無償のサービスです。タイトル通りですが、ページめくりも同期するプレゼン資料共有サービス という表現がピッタリでしょうかね。

実際に体験頂くのが一番良いのですが、次のデモの時まで待って下さいね…とはなかなかいきませんので、簡単に御説明致します。

 

Slidrsは、多くの方が「プレゼンテーション」に感じているであろう

  • 紙資料の無駄
  • データ配布の手間
  • 今どこ喋ってるんだっけ問題

といった問題を、解決する為のサービスと言い換える事ができます。

セミナーなら「会場」に相当するもの、数人の会議なら「会議室」に相当するものを、Slidrsのサイトで作成します。これをSlidrsでは「セッション」と呼んでいます。

作成した「セッション」に資料をアップロードして登録します。基本的にPDFを前提としていますが、何でもok。動画(mov,mp4)、画像(png,jpg,gif,tiff)、音声(mp3,aitff)、テキスト、あとURLも登録出来ます。また複数枚の写真をzip圧縮したフォトブック形式でも大丈夫。(ちなみに Slidrs の特徴でもあるページめくりの追随が可能なのはPDFとフォトブック形式のみとなっています)

作成したセッションにはセッション番号が割り当てられます。上の図では 17 ですね。

発表者は、会場や会議室で「今日はSlidrsのセッション番号17でやります〜」と参加者に伝えます。参加者には Slidrs アプリをダウンロード&起動、更に17という番号を入力してセッションに「入室」して貰います。(参加者の方はユーザ登録不要です)

入力画面

もちろん、発表者も同じように17を入力して iPad や iPhone からセッションに参加しておきましょう。これで必要な環境は揃いました。後は、発表者が自分のiPadで資料を切り替えたり、ページをめくったりするだけで、参加者の画面は発表者の動きをほぼ完全に追尾するという訳ですね。

入室
(発表者が自分のiPadで選択した資料が勝手に配信される。PDFやフォトブックであればページめくりも追随する)

細かな機能は色々とあるのですがそれは別の機会に譲るとして、ザックリと新しいユーザ体験の「コア」な部分を御紹介しました。

 

Slidrsを使えば、資料の印刷が不要なので資源のムダになりません、データ配布もしてくれますから手間もかかりません、更にページめくりも同期しますから「あれ?今どこしゃべってるんだっけ?」ってな事にもなりません。

更にクラウド型のサービスですので、「特定のWiFiルータ配下のみ」ってな制約もありません。ロケーションフリーですから、USTREAMと併用すると遠隔地でセミナーや発表会に参加出来るようにもなる訳です。遠隔の会議でも使用出来るかも知れませんね。

 

iPadやiPhoneをお持ちの方で、もし人前で何か話をされる事があれば是非是非御利用下さいませ。全て無償ですので^^ 聞き手側にiPhoneやiPadを持っている方が多そうでしたら、非常に便利にお使い頂けるのではないかと思います。

先般の発表会を経て、Slidrsを何故作ったのかとか、活用法とか、ビジネスモデルとか、将来目指すところとか、色々と御質問を頂いておりますので、順次エントリしていきたいと思います。

詳しい使い方等はオフィシャルサイト http://slidrs.net/ を御覧下さいませ。また専用のiOSアプリはこちらからダウンロードできます。


2012.05.29 (Tue)

{.external}

iPad/iPhone用のPDF/コミックデータビュワー「Book+」の最新版をリリースしました。

外部ストレージ機能でファイル一覧を正しく取得できない場合がある…という不具合改修を行ったものとなります。ご不便をお掛けしてしまった皆様、申し訳ありませんでした。SugarSyncやPogoplugなど、いわゆるクラウドサービスの連携で何かおかしいなぁと感じておられた方は是非アップデートをお願い致します。

また、今回、不具合修正と併せてプチ機能を幾つか追加していますのでご紹介させて頂きます。

  • 選択したテキストからのテキスト検索
  • URLスキーム対応
  • iCloudへのファイルバックアップの制御

 

■ 選択したテキストからのテキスト検索

今回のバージョンから、長押しでテキスト選択した時のpopupが以下のようになります。

これまでのバージョンではこの中の「検索」という項目が無かったのですよね。…ですので、文書内のあるキーワードに対して、他のページでも言及されているかなぁ?的な検索に手間がかかっていました。この手間を省くためのプチ機能追加です。

テキスト選択後、popupの「検索」をタップすると検索した結果一覧までワンアクションで進みます。

 

■ URLスキーム対応

とある英語圏の方からリクエスト頂いた機能です。SafariのURLやLaunch等のアプリに

jp.feedtailor.BookPlus://

を指定して頂くとBook+が起動するようになっています。毎日定時に何かを見るってな時に使えると思います。Book+が起動するだけではあるのですが…。

 

■ iCloudへのファイルバックアップの制御

従来のバージョンですと、Book+内に取り込まれたPDF(FTPやiTunes経由でBook+に入れたPDF等)は自動的にiCloud上にバックアップされていたのですが、これをデフォルトではOFFとなるようにしました。iCloudのディスク容量を圧迫しない為…というのがその目的です。

ファイルブラウザ上の右上、ギヤ状の設定ボタンから [設定] をタップして確認可能です。(デフォルトではOFFになっています)

 

という訳で、不具合修正とプチ機能拡張を行った Book+{.external} v1.7.2 の御紹介でした。既に次のバージョン v1.8 の開発も並行して進めておりまして、更にまた読書に便利な機能を追加する予定です。これからもBook+をどうぞ宜しくお願い致します。


2012.05.29 (Tue)

この度、久しぶりに新サービスを立ち上げます。単体のアプリは幾つか(Book+URL展開君など)リリースしておりますが、「サービス」と言えるものはおよそ1年と3ヶ月ぶりになりますね。いつもであればプレスリリースを流すだけなのですが、今回は新しい試みをしてみる事にしました。

USTREAMを使った製品発表会です。そもそも余りUSTREAMの扱いに慣れていなかったり、発表会という程には大層なものでは無くお手製感一杯だったりしますが、今回の新サービスの特性上この形式が一番伝わるのではないかと考えました。

2012年5月30日 10:30〜11:00 及び 19:00〜19:30

のそれぞれ30分程度で2回予定しています。新サービスの概要、機能紹介を僕から直接紹介させて頂きます。ご興味お持ち頂けるようでしたら、ネット接続可能な状態のiOSデバイス(iPhoneかiPad、またはiPod touch)をお手元に御用意頂いた上で こちら をご覧下さいませ。

サービスの種類としてはiOS用の「プレゼン共有」の部類に入るでしょうか。セミナーや発表会やイベントや会議等のシーンにおいて、iOSデバイスを使った新しいユーザ体験を御提供するサービスです。

既に先行して色んな方に動く様子を御覧頂いてますが、嬉しい事に必ず「おぉ〜、これはスゲー」といった類の反応を頂きます。iOSデバイスを御用意頂くことで、実際に体験をして頂く事が出来るかと思いますので是非ご参加下さいませ。

という訳で、2012年5月30日 10:30〜11:00 または 19:00〜19:30こちら をご覧頂けましたら幸いで御座います。

 

弊社は今回の新サービスで、セミナーや発表会・講義はもちろんのこと企業内の会議も含めた世の中全ての「プレゼンテーション」を根底から変えていきたいと大きなビジョンを掲げています。今回はその最初の一歩を踏み出すにあたり、ちょっと新しい試みをしてみようという御紹介でした。新しい試みですので視聴者数が1でも続行する予定です :-)


2012.05.23 (Wed)

久しぶりの新作アプリです。でん!

擬音語を敢えて書けば「ダメー!!」でしょうか。

彼の名前はURL展開君

本気でダメと思ってるのか分からない微妙な表情で彼は一体なにを「ダメー!!」と言っていて一体何をやってくれるというのか。そこが謎…なんて事はなく名称そのままの機能を持ったシンプルなアプリです。

短縮URLが指す元のURLを展開して調べます

例えば、

こんな感じの短縮URLってのがありますよね?Twitterが認知され始めてから当たり前のように使われるようになったモノで、bit.lyやTinyURLなど短縮URLを作ってくれるサービスはホントに沢山あります。

ようは長ぁ〜〜〜いURLを短くしましょうよという仕組み。文字長節約にもなってスッキリするし本当に便利なのですが、元のURLを隠蔽する仕組みである為に、

こんな風に、宜しくないリンクの隠れ蓑に使われている危険が潜んでいる事は古くから言われてきました。安易に開いてはダメという事ですね。セキュリティ的なリスクがあるかも知れない。物理的に個人に紐付いているiPhoneなら尚の事、気を付けたいところです。

そこでURL展開君!

使い方は至って簡単。まず何かのアプリで気になる短縮URLがあればコピーします。

URLだけのコピーじゃなくて、ザックリと前後の文章を丸ごとコピーして貰っても大丈夫です(画面は TweetBot でURLを含む tweet 全体をコピーしている様子)。これでクリップボードに文章が入りました。

そして、ここでURL展開君に登場願いましょう。「てんかいくーん」

あ、ちなみに本アプリの英語名は URL Expander – TENKAIKUN- です。…って話はさておき、起動直後の画面で、画面下の「クリップボードのテキストをペースト」ボタンをタップしてみましょう。

すると

展開君出てきた!

….で、ここで元のURLを調べたい短縮URLをタップします。文章中に複数のURLがあれば全てタップ可能になりますので、調べたいものをタップして下さい。

こんな感じで調べてくれます。短縮URLが何段も多段になっている事もありますが、ひたすら元のURLを辿り続けます。尚、元のURLを辿るべき短縮URLはプリセットで幾つか用意されており、後から追加したり削除したりする事も出来る親切設計になってます。

話はURL展開画面に戻って…。展開完了したURLを確認して問題なしと判断出来れば、Safariで開く事も出来るようになってます。

きちんと誘導もしてくれる展開君、イタレリツクセリですね :-)

使い方をまとめると

  1. 任意のアプリで気になる短縮URLがあればコピー
  2. URL展開君を呼び出す(「てんかいくーん」)
  3. ペーストボタンをタップする
  4. 調べたいURLをタップする
  5. 問題なさそうならSafariで開くボタンをタップする

ってな感じで極めてシンプルです。この一連の流れの要所要所でクスッと笑ってしまいそうになる効果を埋め込んでいたりします。無償アプリとしての御提供となりますので、ここはひとつ、是非お試し下さいませ。

URL展開君は短縮URLの悪用を許しません!( ー`дー´)キリッ

Watch Out © 2006 Chris Gladis, Flickr

ちなみに気づいて頂いた方もおられるかも知れませんが展開君は、街中でよく見る(?)いわゆる飛び出し小僧にヒントを得て、お馴染みメタ・グラマーさんにキャラクターデザインして頂きました。いつも有難う御座います。URL展開君グッズとか作りたいなぁ…。

あ、なにげに facebook ページもありますので宜しければどうぞ(何を?w)