2011.10.21 (Fri)

iPadがこんな所にも使われるのか!…とiPadを販売する関係者に言わしめたアプリがあります。

アプリ名を「操業日誌」と言いまして、なまこ漁を支援する為に使われる漁師さん専用アプリケーションです。このアプリ開発を弊社でお手伝いさせて頂きました。…漁師の方がiPad!?

誰しもがそう思われるかも知れませんが、こんなアプリです。

なまこ漁での漁獲を記録に残していきます。いつ網を投げて、どれだけの漁獲量があったのか…を記録するという訳ですね。

この仕掛けが凄いのはGPSによる緯度経度計測と連動していて、入力された情報はセンターに集約されるという点。つまり、いつどこで誰の船がどれだけのなまこを揚げたのか…が評価/分析出来るという事です。凄くないですか?次世代漁業という感じがしますよね。

漁師さんも自分がどれだけ採ったのか後から振り返れる訳ですし、そのデータを集約すれば地域の計画漁業にも使える訳です。今年はもう沢山とってしまったから来年以降の事を考えてそろそろなまこ漁を控えようか…とか、そういう判断が出来ると。

この種の仕掛けにはデータを如何に収集するかという課題がつきまといますが、起動が早く直感的に使えるiPadはこの課題を解決する最適なソリューションになったという事でした。

lobster boat. © 2003 Matt Hintsa, Flickr

この凄いアプリのアイディアは公立はこだて未来大学の和田教授によるものでして、ある時弊社info宛メールに直接お問い合わせを頂いたのがきっかけで、お打ち合わせをさせて頂きました(わざわざ大阪までお越し頂きました!)。漁業活用という画期的なアイディアに衝撃を受けまして是非にという事で開発のお手伝いをさせて頂いたという次第です。

この興味深いiPad活用事例が今週の週刊ダイヤモンドに掲載されました。

1ページ強に渡って、実際に漁師さんがiPadを使っている様子と併せて紹介されていますので宜しければご覧下さい。(…っていうか、今週は丸々スマートフォン特集という感じなので業界の方は買っておいて損は無いでしょう)

さて、このなまこ漁支援アプリは更に進化するというお話を既に頂戴しております。漁業の世界でも「いまだかつてない」仕掛けをiPadなら実現してしまえそうなワクワク感がありまして、このような貴重なプロジェクトに関わらせて頂けている和田教授に改めて御礼申し上げます m(__)m

(尚、本件については担当の和田教授に了承を頂いてエントリさせて頂いております)

 

iPadそのものだけじゃなく、iPadの活用シーンも、これからまだまだ進化していくのでしょうね。

きっと僕ら業界の人間が思いもよらない形で使われて、その世界がガラリと変わってしまうってなケースもこれから沢山出てくるのでしょう。単なるガジェット好きのオモチャ…ではなく、立派な問題解決ツールであるiPadが今後ますます業務に研究に…と物凄い勢いで広がっていくに違いありません。


2011.10.20 (Thu)

個人でも会社でもそうなのですが、特に会社での決済は基本的にカードで済ます事にしています。小銭を使うのが嫌なのと、きちんと明細が記録として残る…ってのが理由です。

法人としての買い物は僕個人のカードに比べて額も数も多いですので、半端ない勢いでポイントが付くんですよね。これは創業して法人カードを持たれてる社長さんは実感された事があると思います。

で、ウチはVISAカードなのですが、先日明細書を見てみると結構まとまったポイントが付いていて、何やら期限切れが迫っているポイントもあるようだったので全部いっきに使い切る事にしました。

せっかくなので会社で実利の伴うモノを貰おうじゃないかという事でGETしたのがこちら。どどどーん。

文字通りですが防災セットです!まさに今風なモノと言えるでしょう。

ポンチョとか乾パンとか、防寒シートにラジオ、懐中電灯にタオル、バッグ、エイド系のアイテム、給水用バッグまで…結構充実した品々です。これだけのものがA4サイズの箱に入ってて、万が一の事があればこれと貴重品だけ持ち出せば何とかなるかも…というモノです。有る無しで随分気持ちも変わります。

僕とウチの奥さんは自宅も近いので後回し。今回はエンジニアにどーんと。原資はお金ではなくてVISAのポイントなんですが、これも福利厚生の一貫になるんでしょうかね。

これを使う日が来ない事を祈るばかりですが、やっぱり万が一には備えておきたいものです。人が財である知的生産産業の企業は特にそうですね。デジタルデータのバックアップという意味での「万が一」には結構備えている(ウチのBackupの取り組みはまた御紹介したいなと…)のですが、この種のリアルな「万が一」への備えはイマイチでしたので揃えてみた次第です。

経営者の方、お手元のカードのポイントが貯まりまくってませんか〜?社内で有用なものに早めに交換しておくのも良いかと思いますよ。是非明細書のご確認を!


2011.10.19 (Wed)

言わばDropboxの企業版とも言える弊社ソリューション「SYNCNEL」ですが、なんと!!商品概要を分かり易く伝えようという事で新たなプロモーション動画が出来上がってしまいました!

制作プロジェクトを進めて頂いたのは協力会社のスマートスタイルさんで、僕は監修的な役割で関わった感じです。その動画がこちら!何の前フリもなく…ですが宜しければ見てみて下さいませ。5分程度の動画です。

こんな感じです。

SYNCNELがどんな製品か伝わりましたでしょうか?制作サイドでは、iPadの活用を企業内で考えておられる方には概要が伝わる動画に出来たのではないかなーと思っているのですが。一応、シリーズものとして考えており、今後も目立った機能や特徴を2,3分程度で解説する動画が作成されていく予定です。

さて、絵柄を見てアッと思われた方もいらっしゃるかも知れないのですが、映像中のキャラクターは全て、FM802のキャラデザ等もされている上田バロンさんによるものです。特徴的なタッチなので御存じの方も結構多いのではないかと思います。

協力会社様のご縁で実現に至ったのですが、著名なデザイナーさんに自社商品のPR動画専用にキャラクターをデザインして頂けるのはホント光栄な事です。上田バロンさん、改めまして有難う御座いました m(__)m (上田バロンさんについてはこちらの記事が詳しいです)

そして、何とですね、実はこの

映像中に出てくる博士はビックストーン博士というキャラクターで、僕の写真を素材にしてデザインして貰っていたりします(笑)。老け顔の自分には白髪キャラが似合っているのかもですね。

….という訳でSYNCNELのプロモーション動画の御紹介でした。

 

そんなSYNCNELですが、業種業態を問わず少しずつ導入数を伸ばしてきています。…が油断は禁物。契約数は4桁台数を越え上場会社様にもお使い頂いているものの、手前味噌ながら業種業態問わないインフラとして開発していますので更に更に導入数は伸ばしていきたいと考えております。やはり最低でも5桁はいかないと…ですね。

販売パートナー様と共に開発陣も頑張ってまいります。企業内のiPad/iPhone活用でファイル共有が必要なシーンで是非ご検討下さいませm(__)m 宜しければこちらまで御連絡下さい。


2011.10.17 (Mon)

お恥ずかしながら創業来6年目にして初めての経験です。無事に登録されたようです。

余りITベンチャーらしくないかも知れませんが、特許や商標の手続きに時間をかけているぐらいなら開発を進めた方がずっと良い…という考え方をずっと持っていました。いずれも時間やお金がかかる事が分かっていますので、そのどちらも無駄にしたくない創業期は目もくれなかったのです。

ただ、法人向けにファイル共有サービスを展開するSYNCNEL事業については別。

何度か書かせて頂いている通り複数企業の連合による事業なんですよね。弊社は開発が主で、他のサポートや保守/販売のそれぞれは他の企業様との協業体制あってこその商売。更に大手様を含めて販売代理店様は2桁を優に超える数いらっしゃいますので影響範囲が余りに広く関係者の数も相当に多くなってます。

…なので安心して名称を使って貰えるようにSYNCNELで商標登録申請を行なっていたという訳です。元々造語ではありましたし、.comが取れるぐらいにレアな名称だったので、弁理士の方にも承認される確立は極めて高いと判断頂いてました。その意味で心配する事は全然無かったんですけどね。

ちなみに有効期間は平成33年までの10年間。長過ぎるわっ!(笑)

期限が切れる半年前から更新手続きが出来るそうなので、忘れないようにiCalのカレンダーにスケジュール登録しておきました。「SYNCNELの商標更新」って。

いぁしかし、2021年ですよ。歳は40代後半に突入している筈ですが、時代はどうなってるんでしょうね、そして自分は何をやってるんでしょうか。今と変わらずエキサイティングに仕事やっているだろうなとは思いますが、具体的には全く想像もつきません。iPhone15とか出てるんですかね。いぁもう iPaper とかになってるかも知れないですね。そんな事を思いながら登録商標の証書を眺めた次第です。

…という訳で、今後は「SYNCNELは株式会社フィードテイラーの登録商標です」となります。


2011.10.15 (Sat)

日刊工業新聞さんには本当にお世話になりっぱなしです。いつも有難う御座います。今回はBook+を御紹介頂きました。

記事はこちら。写真が昔取って頂いた(らしい?)ちょっと残念な感じなのですが、そこは気にせずにという事で。「使い勝手の良さで電子書籍市場の先行きも読みたいところ」なんて言葉で巧く(?)まとめて頂いているようです :-)

市場はどうなるでしょうね。

乱立するマーケットは読者の混乱を招いて普及の足枷になっているし、相変わらずコンテンツの量はKindleの足元にも及ばずだし、epub3.0が正式にfixした事が何故か出版業界を救う的なニュアンスになっていて勘違いも甚だしく情けないという感じですし、僕は日本は取り残されていく道しか残されていないと思います。こればっかりは楽観的に考えること事態が空虚な気がしてて。

電子書籍元年は終わった。日本でもアマゾンひとり勝ちの時代が目前に迫る

Kindle Fire を始めとする新しい Kindle の登場と時を同じくして国内出版社への打診も進んでいるという話もありますが(もっと以前からあったでしょうが)、そう簡単には進む筈もなく例えば技術評論社さんのように読み手の事や時代のトレンドが変わる事を考えながら模索する一部の出版社コンテンツが登録される程度に落ち着くんじゃないかと。

結局、読みたい本をいつでもGET出来るというデジタル本屋は実現せず、時間と共にコンテンツが増えたとしても、iTunesにおけるソニー・ミュージックのような致命的歯抜け状態が幾つもある状態になると思います。多分、紙の書籍/雑誌が全く売れなくなるまで、もがき続けるんでしょうね。

例えば過去のエントリで書いたこんな世界とかが来ると、いい加減もがくのをやめるんでしょうか(世界観の作りはまだ甘いけど)

「読書好きの為の裁断済み書籍交換サイト『裁断本の森』が正式オープン」(フィクションです)

「読書好きの為の裁断済み書籍交換サイト『裁断本の森』が正式オープン」(フィクションです)(2)

沈みゆく船、しがみ付く船長(既得権益者)、諦める乗客(読者)、自ら脱出を図る乗客(自炊に流れる読者)、そんな構図のような気がします。まぁ何となく日本という国全体に蔓延ってる構図のような気もしますけどね。何か打開策は無いものか考えている今日この頃です。


2011.10.14 (Fri)

平均して月に2回は出張してます。数え切れないほど新幹線に乗ってきましたが行き先はいつも一緒で東京都内。

日帰りが多いのですが、11:00〜12:00で一つ目の打ち合わせ、午後に少なくて2件、多くて4件の打ち合わせを入れて終電新幹線で帰るのが定番パターンです。なので行きはだいたい8:00台前半の新幹線(着が10:30頃)に乗るようにしてたのですが最近、ちょっと変えてみました。

打ち合わせ時間に関係なく東京出張する時は始発電車で移動する

って事を徹底しています。早起きが習慣化してるので為せる技ですね。最寄り駅で始発乗車して6:13 のぞみ204号に乗車。もちろんN700なので2時間半ほど仕事して8:43に東京着。そして、

一つ目の打ち合わせ先の最寄り駅で喫茶ルノアールへ。ここで90分、場合によっては午後一の打ち合わせなので3時間半の仕事を経て打ち合わせへ移動…って感じです。

このメソッドのメリットは2つ。

  • 出張時に仕事時間をまとまって多く確保出来る
  • 万が一に雨等で新幹線に遅れが出ても御客様にご迷惑をかける確率が激減する

ルノアールは電源を使わせて貰えますので、場所代名目で1,2品の注文をして(安!)いつも長居させて貰っています。周りが五月蝿くても空間全体的にガヤガヤしている場合は返って集中力が高まってそれはそれで良かったり。

ルノアールでのお気に入りドリンクは柚子ティです。上の写真はアイスの柚子ティ。ちょっと値が張りますが実も入ってますので食感も楽しめるのでオススメ :-)

 

という訳で始発新幹線で出張してしまうという割り切りについて書いてみました。出張多い人は是非お試し下さい。朝一出張も結構気持ちいいですよ :-)


2011.10.11 (Tue)

タスク管理は永遠のテーマ。色々と試行錯誤して使うツールはメールとOmniFocusに落ち着いているのですが、いつも悩んでいたのが優先順位の判断基準

Blog Brainstorming © 2011 Spectacles, Flickr

AとかBとかCとかってランク付けとか、重要度を考慮するとか、いろいろ手法はあるものの実際的でなかったり抽象的だったりでイマイチだったのですが、ここ最近気が付いてやってみた判断基準が今のところ気持ち良いタスク管理に繋がっている気がするので御紹介。

どうやら、たった2つでokぽいです。それは、

  • 人を待たせているかどうか
  • 締め切りが存在するかどうか

の2つ。これを基準に今なすべきタスクを導きだすと、体感ですが「あぁ、あれもあった、これもあった」感や「あぁ、やってれば良かった」感、後になって慌ててしまうといった事が少なくなっているような気がします。

GTDはやるべき事を洗い出す事で精神的ストレスから解放する術を提供してくれますが、それでもずっと悩まされてきたのは優先順位が決まらない(決めにくい)事だったんですよね。タスク一覧を見てもパッと見で決まらないから何となく楽なタスクに流れてしまうって事が往々にしてありました。GTDで列挙したら上から順番に何も考えずにやるだけさ!って極論もありますが、そうもいかないのが実情です。

って訳で、実践してみた結果

  • 人を待たせているかどうか
  • 締め切りが存在するかどうか

の2つに判断基準を絞ったら何となく巧く行く気がしている今日この頃です。特に前者の「人を待たせているかどうか」は重要で、ボールが相手にあるのか自分にあるのか常に判断して、とにかく相手にボールを返すアクションを最優先にすると「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」感がどんどん減っていく感じ。

結局、タスクが積み上がる事による心理的ストレスは、人を待たせてしまって「まだですか?」と思われるかも知れない不安の積み上がりによって起こるんだと思います。締め切りも多くの場合「待ち人」が絡んでいる事が多いので、前者優先、後者次点で判断していくと結構良い感じです。

この二軸で管理するのにOmniFocusは向いていて、僕は以下のように使っています。

期限(つまり締め切り)の順番に並ぶようにActiveなタスクを列挙する画面を用意して、一方で人を待たせているタスクに「フラグ」を立てるようにして使っています。

基本的に上から順番に消化すべく見るのですが、フラグがあれば誰かを待たせているので最優先。そのフラグが「期限が昨日」に入っているタスクだと最悪なケースなんですが、上図は見事にそんな例ですね(苦笑) これ以上待たせたらいけないので真っ先に処理します。

次に同じ期日の別タスクを見るのですが、自分都合のモノだったり後から(人に迷惑をかけず)挽回できる可能性がある場合は先送りし、次の期日のタスクに目を移してまた「フラグ」付きを優先的に消化するという訳です。

ま、こんな感じでここ最近進めています。重要なタスクって何かしら人が絡んでいる場合が多いって事を考えると、「人」が関わるどんな仕事現場でも使える判断基準じゃないかなーと勝手に思ってます。

判断基準は、

  • 人を待たせているかどうか
  • 締め切りが存在するかどうか

のたった2つ。期日で並べ、ON/OFFで待ち人有無を表現する。最近この二軸の判断基準だけで、タスク選択に迷う事がほとんど無くなりました。僕と同じようにタスク優先度で悩まれてる方は是非一度試してみて下さい :-)


2011.10.10 (Mon)

企業内専用iOSアプリに絡んだ情報をまとめるシリーズ。第2回目はOTAと構成プロファイルについて書いてみようと思います。

With Stripes © 2011 Dmitry Shakin, Flickr

■ OTA = Over The Air

OTAはもう既に多くの方がご存知だと思いますので詳しい説明は省きますが、WiFi経由でiOSアプリをインストールできる仕組みの事です。USBケーブルも、iTunesやiPhone構成ユーティリティも、もう要りませんから!…って事なので大変幸せになれます。

昔から企業向けの仕組み、iDEP(iOS Developer Enterprise Program)じゃないと使えないと思われていたのですが、実はそうではなく Standard なライセンスの AdHoc 版配布にも使えますので皆さん使いましょうね…という話はさておき、企業向けiOSアプリでは「絶対に」OTA環境を用意しましょう。

というのも、個人とは違って法人の場合は平気で50台とか300台とか1000台ってな規模になるからです。1台1台、有線でインストールしていたらアプリのインストールだけで日が暮れます(日が暮れても無理かも)。万が一頻繁にアップデートされなくちゃいけない専用アプリだったら…想像もしたくないですね(笑)

という訳でエンタープライズiOSアプリでは空間的束縛の無いOTA配布が必須となります。このOTAにiDEPによるInHouseを組み合わせる事で初めて

  • ケーブルからの開放
  • 台数制限からの開放

という企業内iOSアプリ展開の理想形が実現します。必要なモノは、

  1. Webサーバ
  2. InHouse の provision profile を使用してビルドされた .ipa ファイル
  3. アプリの情報を記述する .plist ファイル
  4. インストールする為の呪文リンクタグを含む html ファイル

の4点(詳しい事はこちら)。上記4のhtmlを設置したURLにiOSデバイスでアクセスして、呪文リンクタップするとアプリインストールが始まります。こんな感じ。

後は「インストール」をタップすると完了です。AdHoc版のOTAの場合は .ipa に適正なUDIDが設定されていないと途中でエラーが発生してしまいますが、iDEP の InHouse 版であればデバイスのUDIDチェックは入りませんので心配無用です。どんなデバイスでもok。

でもそれだけに、InHouse版のOTA環境へのアクセスは厳重に管理されなければいけません。企業内ネットワークからのみアクセスを許可、外部からのアクセスは拒否、外出先からはVPN経由…といったアクセス制御は必要です。

39/52 – Signs © 2011 Scott Akerman, Flickr

万が一、InHouseのアプリが公開状態となってしまって、iDEP契約主体企業の中の人以外が自由にインストール出来るようになると規約違反になりますのでご注意を。Appleからかなりキツイ措置が予想されますので、InHouseのOTA環境の運用は慎重に慎重を期した方が良いと思います。

デバイス制限も無いアプリ配布環境は Apple の AppStore の世界から逃れ出る事とほぼ同義である事を考えれば、事態の大変さは想像頂けると思います。なので、エンタープライズなOTA環境に関係者以外へのアクセスを絶対に許してはいけません。

■ 構成プロファイル

無償で使えるiPhone構成ユーティリティで、OTA用のリンクをWebクリップとして含む構成プロファイルを作成すると便利です。(iPhone構成ユーティリティやWebクリップについてはGoogle先生に聞いてみて下さい)

  1. 新規デバイスを導入する
  2. 当該デバイスでSafariを開きURL開く
  3. 構成プロファイルのインストール(ここでWebクリップも一緒に入る)
  4. HOME画面に企業内アプリのインストール/アップデート専用のアイコンが出来る

ってな事が出来てしまいます。アイコンを押せば社内アプリのインストールもアップデートも自由に出来ますよ〜的な。

上図は弊社のiPadの画面ですが、このアイコンがOTA環境へのWebClipになってます。タップすると、

こんな風になってます。ってさすがに詳細はお見せ出来ないので何が写ってるかよく分からないですが、アプリ名とインストールボタンがダーっと並んでて、いつでもどんなデバイスでも、自由にインストール出来るから選んでねってサイトになってます。言うなれば弊社専用のAppStoreみたいなもの。無論、このサイトへのアクセスは厳重に守られています。(仮に弊社端末が盗まれても当該リンクは操作できない)

こんな感じで、OTA環境へのURLをWebクリップとして用意してあげると大変便利です。各自にSafariでアクセスして貰ってHOME画面にブックマーク登録…をさせても良いのですが、構成プロファイルでいっきに配布した方が情シス担当者への問い合わせ数も少なくなるので合理的。

 

ちなみに、もし社内アプリが1つに限定されるのであれば、インストール用の、itms-services://?action=download-manifest&url=http%3A%2F%2Fexample.com%2sample.plist ってな感じのリンクを直接指定してあげるのもアリです。

そうすると、iPad側ではWebクリップを1タップするだけで最新版をインストールする事が出来るようになります。しかも「取り除きを許可」のチェックを外しておけば、誤って削除される事も無いので完璧です。

 

という訳で、OTAと構成プロファイルを使った配布環境の構築についてご説明しました。OTA環境はホント便利ですので、SIerさんは面倒臭がらずにお客様に作って差し上げて下さい。また、iOSデバイス導入企業の担当者様は、後々の楽をする為にSIerさんに「OTA環境を用意してねぇ〜」とお願いするようにして下さい :-)

 

■ 本連載の過去エントリ


2011.10.10 (Mon)

たまにはプライベートな事も書きましょうか。…って最近ブログ更新頻度が上がっているので「たまには」になってない気もしますが :-)

原則、僕のオフタイムは土曜日の 13:00〜就寝 の間のみという事になっています。先週末は少し秋らしくなってきたという事もあり、たまには屋外でどこかいってみようと万博記念公園に行ってきました。哀しいかな封鎖されたエキスポランドを通り過ぎてやってきたのは、

でーん。と太陽の塔。お約束ですね。でもよくよく考えると大阪生まれの大阪育ちながら、眼前にこれを見据えたのは初めてかも知れません。まぁ元来、太陽が誰よりも似合わない(笑)と言われて36年ですのでそんなもんかもですが。

川のせせらぎ、

森の中(のベンチ)、

ちょっと理解が難しい現代美術を眺めながら

どこまでも続く道を歩いて辿り着いた先

強制的に作られた水流で永遠と回され続ける水車に寂寥感を感じて、

進軍する太陽の塔!!!…的なアングルを経て

抹茶アイスを締めに散策終了。

そのまま家路に付き2人電車でうたた寝しながら帰り着き、録画してた番組の消化、晩ご飯、風呂ときて明日に備えて早めの就寝 22:00 頃と。実に平和だー。

と言いつつ結局オフの時も何かしら考えてるんですよね。オンの時は目下のタスクやプロジェクトに意識を集中していますが、オフの時はこう何ていうか漠然と違う視点で考えてしまう感じでしょうか。

太陽の塔を見て当時の経済成長が今後は決して見込めない中どう立ち振る舞うかとか、一部閑散としていた森の一角を見てここにお客さんを呼び寄せるには何をすれば良いのかとか、抹茶アイスを見ながら原価は幾らで一日何個売れてるのかとか、店員の対応はもっとこうしたら売上が上がると思うけどなとか、録画してたカンブリア宮殿を倍速視聴しながら高付加価値商売の秘訣は何かとか、そんな事を考えてます。

まぁ、全然オフちゃうやんという事なんですが。

オフであっても絶対に仕事の事やら色々と考えてしまうので厳密なオフ状態って有り得ないのですが、こんなふうな机にかじりつく事を前提としないまったり(?)時間は、思考を深めたり、将来について思い巡らしたりするのに持って来いなんですよね、自分的に。

Circuit Board © 2011 Interop Events, Flickr

平日のオンな状態では絶対に働かない思考回路が動き出す感覚…でしょうか。

なのでオフも重要なんですよね、当たり前だけど。最近、椅子に座り過ぎ過ぎちゃうかとか休み少な過ぎちゃうかと言われる事が多いので、誕生日の日帰り旅行だけじゃなく一度思い切って奥さんと丸一日まったりオフタイム過ごしてみましょうかね。そんな事を改めて思った公園散策でした。


2011.10.08 (Sat)

ご好評を頂いております天気予報アプリそら案内 for iOSが、2月半ばの公開以来80万ダウンロードを越えました。いつも御利用頂いておりますユーザ様に改めて御礼申し上げます。

レビューでコメントを頂いたりブログで御紹介を頂いたりする事も多く本当に有難う御座います。最近は僕らも把握しきれなくなってきており、知人から教えて貰って初めて知る事も増えてきました。最近でしたら例えば、

お天気アプリ迷ったら・・・現地予報すぐゲット「そら案内」がオススメ! 無料

こんな感じの女性向け(?)のサイトで御紹介を頂いていたそうで。iPhone/iPadが広く女性にも浸透している事を改めて感ずると共に、女性視線でも御紹介頂けるアプリであるという事にデザイン担当頂いたメタ・グラマーさんにも改めて感謝感謝です。

また、色々と口うるさい(苦笑)開発ベンダーである弊社とお付き合いを頂いて貴重な気象情報を常に提供して下さっている日本気象協会様にも御礼申し上げます。今後も共同事業としてどうぞ宜しくお願い致します。

国内の無料天気予報アプリは、そら案内 for iOS、ウェザーニュースタッチ、tenki.jpあたりが三大アプリと言って良いでしょう。美人天気もありますが、ちょっとジャンルが違うと思うので置いといて…。

そら案内 for iOS 1.2(無料)App
カテゴリ: 天気, ユーティリティ
販売元: feedtailor Inc. – feedtailor Inc.(サイズ: 9.3 MB)

ウェザーニュース タッチ 1.12.0(無料)App
カテゴリ: 天気
販売元: Weathernews Inc. – Weathernews Inc.(サイズ: 35.9 MB)

tenki.jp 1.2.2(無料)App
カテゴリ: 天気
販売元: 一般財団法人 日本気象協会 – Japan Weather Association(サイズ: 2.5 MB)

予め決まった地域の天気をパッと見たい方iPhoneアプリ初心者の方には、手前味噌ですがやっぱりシンプルなそら案内 for iOSがお勧めです。最新の v1.2 で高速化も図られたのでサクサク動きます。

42-15970867 © 2011 ccsdteacher, Flickr

ちなみに、レビューでよく頂く「天気予報が当たらない」というコメントは開発ベンダーとしては非常に辛い所でして(苦笑)、これはもう弊社としては日本気象協会様のデータを信じるしか無いんですよね :-)あくまで予報だという事をご理解頂ければと思うんですが、予報精度についてはこの手のアプリで等しく言える事なので時々考えてしまいます。どうにかならんかなーと。

まぁどうしようもないってのが今の所なのですけどね。あ、でも例えば予報が当たった外れたって情報はフィードバックできれば何か参考になるもんなんでしょうかね。今後の予報精度UPに繋がるとか。んー、信頼性が担保できないので難しいか…。

…と、ちょっと横道にそれそうなのでこのへんで止めときましょう。

一区切りの100万ダウンロードはまだ先ですが引き続き他アプリ同様にバージョンアップも検討していますので、今後ともそら案内 for iOSを宜しくお願い致します。発売間近の iPhone4S で初めてiPhoneワールドに触れられる方には是非使って頂きたいアプリです。