2008.04.02 (Wed)

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投資家向けIR情報自動収集ソフトウェア IRCastPRO を一部の方に限定公開させて頂きたいと思います。バージョンは「Technology Preview 2」版(以下、TP2)。

2月末にアドビさんのイベントで紹介させて頂いたのが「Technology Preview 1」版(以下、TP1)。

TP1はコンセプトをお見せする程度のレベルだったのですが、TP2で細かいバグを修正して少し安定して動作するようになりました。まだ不安定なもののお使い頂けるレベルになったかなぁと思い、公開する事にしました。

 

IRCastPROを初めてお聞きになられた方(大半の方はそうだと思いますが…)の為に簡単にご説明させて頂きますと….

IRCastPRO は、上場企業各社から投資家に向けて発信されているIR情報の収集/整理を完全に自動化するフリーソフトウェアです。

 

自分も含め投資家は上場企業のIR情報をチェックする訳ですが、これが結構面倒なんですね。特に東証の適時開示情報(TDNET)や金融庁EDINETから集めてくるPDFが本当にやっかい。PDFを右クリックして、保存して、名前を付け直して、銘柄毎に整理…って数銘柄やりだすとホント面倒。

これを何とかしたかったんですね。自動でやりたかったのです。

IRCastPRO はそんな動機で開発したソフトウェア。所望の証券コードを入力すると、その銘柄に関連する情報を自動的に収集/整理する….機能的にはそれだけです。Win/Mac両対応。

以下、IRCastPRO TP2 が持つ機能を列挙させて頂きました。

  • 適時開示情報PDFを自動ダウンロード
  • PDFの内容にマッチしたファイル名で保存
  • PDFをマイドキュメント以下に銘柄ごとに整理
  • ウェブ上のニュースサイトから銘柄に関係あるニュースを自動収集
  • 銘柄は自由に追加/削除する事が可能

…とまぁこんな感じ。画面を見て頂いた方が分かり易いかも知れません。

Microsoft Windows XP 1-3

こんな感じで、銘柄ごとにフォルダを掘って、その中にPDFを意味のある名前で自動保存してくれます。1時間毎に自動更新。

あと、これだけでは技術的に余り面白くないので、収集した履歴を管理した上で収集履歴管理ツールも内蔵しています。

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銘柄毎に閲覧可能。どの企業がどのタイミングでどんなIR情報を発信していたか…時間軸に沿って見る事が出来ます。

ダブルクリックで該当するPDFファイルが開きます。

screenshot_11

ネット上のニュースサイトから関連記事を取得できる場合はそれも集めてきます。

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….というソフトウェアです。

 

自分で言うのもなんですが時間の節約になって結構良い感じです。時間は貴重な資産なので、これ重要です。個人的に、投資家は情報収集の為に時間を費やすのではなく、投資判断の為に時間を費やした方がずっと良いと思うんですよね。

 

という事で、この便利さ(?)を皆さんにも体験して頂きたく、またよりよいツールに進化させる為のアイディア等を宜しければ頂戴致したく、限定的な公開をさせて頂く事にしました。ご利用頂けましたら幸いです。

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尚、現段階では招待制のサービスとさせて頂いております。こちらのページからユーザー登録をして頂けますが、お手数ですが招待コードとして ftb1 を入力して下さいませ。何卒宜しくお願い申し上げます。


2008.03.12 (Wed)

これは予想しなかった凄い展開です。 開いた口がふさがりませんね。

これは予想しなかった凄い展開です。 開いた口がふさがりませんね。

YouTubeの動画共有サイトの仕組みをYouTubeの看板を掲げずに使えるということ。YouTubeと同じ仕組みをゼロから作ろうとするとハードもソフトも相当大変(数百万は普通、running cost入れたら桁1つ上がります)なので、それを無償で使えるのは衝撃的としか良いようがないです。

凄い時代になりました。

他の動画共有サイトや、動画共有のインフラを売ってる会社は事業の見直しを迫られるかも知れませんね。前者はまだしも、特に後者にとっては痛恨。ぶっちゃけ、御社の製品いりませんよ、無料でYouTubeのインフラ使ってウチの看板掲げます…って事になりかねませんから。(色々条件はありますが)

 

他にも例えばこんな感じに使われそうだという事は容易に想像が付きます

  • あるオンラインショップにお客様による動画投稿/共有機能が低コストで追加される
  • あるテーマのポータルで動画投稿/共有機能を低コストで追加される

「共有」って事を意識せずとも、単に動画をストックする場所として捉えるのもありでしょう。

  • 自社サービスの動画マニュアルを提供する

動画を見せられるだけでなく、YouTubeユーザーの方にコメントを残して貰ったり、点数を付けて貰ったり、それを自分のサイトで好きなように使えたり…ってな事になる訳ですから。ECでの活用が進むのは間違いないと思います。

その他、自社製品の強みと「動画」という要素が近い位置関係にあるベンダーなら、自社製品をより面白い方向へ進化させられるかも知れません。

 

2008年は動画の時代と確信してましたが、まさかこんな感じでネット全体における動画の「器」が広がるとは思ってもいませんでした。 早速新しくなった YouTube API を研究してみようと思います。


2008.03.03 (Mon)

僕が初めてXMLの書籍を手に取ったのは今から8年前に刊行されたこの書籍。

<td valign="top">
  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4881359231/feedtailor-22/" target="_top">図解 そこが知りたい!XMLがビジネスを変える!―マークアップ言語の新しいスタンダードXMLの魅力とは</a><br />岡部 恵造 <br />翔泳社 2000-07</p> 
  
  <p>
    </font><font size="-2">by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 
    
    <p>
      XMLがシステムの世界、ネットの世界を変えていくのかも知れないなぁという漠然とした思いで読了したのを覚えています。まさか将来自分がXML関連でビジネスをやってるとは想像すらしていませんでしたが&#8230;。
    </p>
    
    <p>
      それから2年遡った1998年に、今のXML技術のベースとなるXML1.0がW3Cにより勧告されました。
    </p>
    
    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080304-mef3fbtp2kaajheaka6e6g2qus.png" alt="skitched-20080304-142848.png" />
    </p>
    
    <p>
      今年はXML1.0が10歳の誕生日を迎える年。これを祝いつつXMLの今を見つめ将来を見る「<a href="http://www.xmlconsortium.org/seminar07/080305/080305-info.html">XML Today &#038; Tomorrow</a>」というイベントが慶應義塾大学で開催されます。
    </p>
    
    <p>
      <a href="http://www.xmlconsortium.org/seminar07/080305/080305-info.html">XMLコンソーシアム主催 XML1.0勧告10周年記念イベント 『XML Today &#038; Tomorrow』開催のご案内</a>
    </p>
    
    <p>
      このイベントに参加してきます。RSSをはじめ、XBRLの研究開発も進めている当社にとってXMLはビジネス上無くてはならないモノ。今後の戦略を練る為の素材を獲得出来るモノと期待しての東京出張です。ここんとこ毎週出張ですが気にしちゃいけません。
    </p>
    
    <p>
      製造業におけるXMLや、気象庁の気象情報XMLにも興味がわきますが、期待はやはり日本銀行金融機構局からスピーカーが来られるXBRLの話題。適用が義務づけられる世界初の取り組みなので国内XML業界的には今最もアツい応用技術の筈です。
    </p>
    
    <p>
      <img src="http://img.skitch.com/20080304-18fcfugn88e8y8t2b2ig2dcsds.png" alt="skitched-20080220-073553.png" />
    </p>
    
    <p>
      XMLをテーマに200名以上の人間が集まる事ってそうそう無いでしょう。懇親会もあるそうなので今から楽しみです。また面白いネタを仕入れられたらご報告させて頂きたいと思います。
    </p>
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2008.03.01 (Sat)

先日エントリした通りですが、アドビさんが主催される RIA Evolution Seminar の in Tokyo と in Osaka とで講演をさせて頂いてきました。

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準備中の壇上から撮影。開場後ほぼ満席に。

東京会場ではネットワークトラブルに見舞われて、昔のエンジニア経験からルータの設定やら「スパニングツリー出来てるやん!」みたいな突っ込みを入れたり妙な体験もさせて頂きましたが、東京も大阪も無事終了。

 

投資家なAudienceの方から良い評価も貰えたし、やっぱりプレゼンはどれだけ準備に時間をかけたのか…が、成果となって現れるという事を改めて感じた次第です。

今回は10分間の話に対して丸1日分の時間を作成&練習に当てました。一人リハは20回ぐらいで、アドビさんのイベントという事もありいつもより多めでした。そんな当日のプレゼン資料を以下に公開します。

 

2日目の後は交流会でアドビ米国本社から来日されていたMarketing Managerのデイブ氏と同じテーブルに。イベントの全プレゼンは通訳の方がデイブ氏に伝えていた訳ですが、酒を飲み交わし(?)ながら「御社のアイディアすげー良いよ、エンタープライズな世界で使えそう」みたいなコメントを頂く事が出来ました。

他にもアドビジャパンから今後の当社のビジネスをサポート頂ける事になったり、AIRやLiveCycleの次期バージョン国内βテスタープログラムにも招待して頂ける事になったりと、嬉しい収穫もあったりで、久しぶりにエキサイティングな日となりました。

この度の貴重な機会を作って頂けたアドビさんに感謝です。有り難うございました。

 

今から思えば、開催2週間前に参加した Developers Summit 2008 でたまたま訪れたブースでAIRの話をした事をきっかけに実現した今回の件。こもって開発したくなる欲求も時には振り払い、

  • 積極的に外に出て
  • 自分のやってる事をアウトプットする

ことも重要だなぁと思わせてくれました。何がどこでどう繋がるかホント分かりません。良い勉強になりました。


2008.03.01 (Sat)

当社にとって非常に意味のあった RIA Evolution Seminar。

AIRなのにRIAじゃないアプリだし、一番地味だし…っていう事で、Audienceの皆様の記憶のどこかに少しでも残れば幸い…ぐらいに思っていたのですが、嬉しい事に何人かの方のブログで感想を頂く事が出来ました。

幾つかご紹介したいと思います。

フィードディーラーさんの話は衝撃的…(中略)…タスクトレイはなんか考えようと思っていたけど、それをメインにするアイデアは無かった。

「王道をいかない新しさ」みたいなモノを常に目指しているので、衝撃的と評して頂けた事、そしてそのアイディアは無かったという感想を頂けた事が最高に嬉しいです。ken39argさん、有り難うございます。これからも良い意味での意外さや驚きを感じて頂けるような会社でありたいと思います。

もう一つ。

しかしそれ以上に感じたのは、この人がすごくプレゼンテーションが上手かったこと。…(中略)…ああやって話すの難しいんだよね、素晴らしい。

僕は色んなモノを見聞きしていく中で、「経営者が説得力あるプレゼンを出来る会社は伸びる」という、ある種の法則の存在を漠然と感じてきました。実際に、プレゼン巧い経営者がいる所に投資する…ようなベンチャーキャピタリストもいるぐらいですし(僕はVC嫌いですけど)。

このずっと感じてる法則が正しい事を信じてプレゼンの技術向上を図ってきたつもりであっただけに、そこに着目して頂けたのは本当に嬉しいです。mochikoさん、有り難うございます!

 

今回、イベントに参加された方々のブログを拝見して、同じプレゼンでも色んな視点で見て頂けているのだという事を改めて感じた次第です。

自分が伝えようとしている事が伝わるのはもちろんの事、テーマとして取り上げていない事も共に伝わるような、そんなプレゼンが出来るようこれからも精進して参りたいと思います。


2008.02.26 (Tue)

昨日(2008/2/25)、待ちに待たれた Adobe AIR 1.0 が正式にリリースされました。

Adobe - Adobe AIR

このタイミングを見計らっての事なのでしょう、今週2/28と29の両日、それぞれ東京と大阪で「Adobe RIA Evolucation Seminar」というイベントが開催されます。

このイベントで両日共に10分間程度のお話をさせて頂く事になりました!

250名とか150名とか、そんな大勢の前でプレゼンするのは本当に久しぶりな上に、アドビ主催のイベントという事で、かなり緊張しております。

 

今回の件は、Developers Summit 2008 でアドビのご担当者様と PDF + AIR のお話をさせて頂いたのをきっかけにオファーを頂いたもの。

先のブログに書かせて頂いた IRCast PRO というファンダメンタル投資家・バリュー投資家の為の AIR アプリケーションをご紹介させて頂きます。投資家向けAIRアプリとしては初かも知れません。

IRCastPROとAIRのアイコン

 

IRCast PRO の特性上、おそらく当日イベントの中では最も地味なAIRアプリケーションになるでしょう。いぁ、そうなるに違いありません….。

と言い切れるぐらい地味で、他に紹介されるリッチなアプリケーションが持っているであろう美しさの数々に埋没する可能性大なのですが、こういうAIRアプリも良いんじゃない?という一石を投じるお話が出来ればと思っています。

当日スケジュールに記載のある「国内デベロッパーによる、最新Enterprise RIA開発事例ご紹介」という枠内の10分間を頂いていますので、もし宜しければ聞きにきてやって下さいませ(ただ今、当日のプレゼンの様子を写真に残して頂ける方募集中です^^)。

 

スケジュールとお申し込みはこちらのサイトからどうぞ。イベント直後の Flex User Group の勉強会&懇親会にも両日共に参加する予定です。


2008.02.19 (Tue)

先週東京には行ってきたばかりなのですが、明日も出張する事になりました。場所はゲートシティ大崎のアドビ日本拠点。先日の Developers Summit 2008 でお会いしたアドビの方からご招待を頂いたセミナーに参加すべく急遽上京致します。

タイトルは「経営に直結する企業ガバナンスとドキュメントプロセス」というもの。AdobeのPDFソリューションである Live Cycle に関連したセミナーですね。

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Adobe PDF はお馴染みだと思いますが、Live Cycle は余り知られていません。PDFの機能拡張を目的としていて、企業内の紙を電子化した上でビジネスプロセスを完結させる為のエンタープライズソリューションですね。

面白どころで例をあげると、一度配布したPDFを特定日付以降に閲覧出来なくする…といった紙媒体では実現不可能なセキュリティをPDFに付与出来る事とかでしょうか。

 

そんなエンタープライズなPDFという世界のセミナーに何故僕が参加するのか。最近当社で注力している Adobe AIR に答えがあります。

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Adobe AIR のテクノロジが PDFも扱える事は意外に注目されていないポイント。業務用途のPDFを扱えるデスクトップアプリケーションを既存のウェブ技術でもって開発できる訳ですよ。当然ながら LiveCycle にも密接に関係してきます。

 

Adobe AIR + PDF を組み合わせてこそ
ビジネスで Adobe AIR が活きてくるんじゃないか

 

そんな話を先日アドビの担当者に話したところ反応が大変良かったのです。そこを見ている人は余りいてないんです…的な反応。それで是非お越し頂きたいという感じで招待を受けるに至りました。

当社の規模からしても何かすぐにビジネスが生まれる訳ではありませんけどね。でも、将来アドビとパートナー組んでる…みたいな展開があれば面白いなぁと思ってみたりする訳です。

 

今回もドタバタしてる中での東京出張なので、予定が終わればすぐに帰ります。


2008.02.19 (Tue)

ちょっと技術的な話題が続きますがご了承下さいませ。

3月17日に金融庁のEDINETが大幅リニューアル。これに併せて全面対応ってな事でファイナンスの世界ではここ最近話題になっているXBRL。その世界の方々のブログを読んでるとエントリで言及される頻度が徐々に高まっていて興味深い。

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XBRLは eXtensible Business Reporting Language の略称で、各種財務報告書の再利用を促進すべく規定されるXMLベースの言語です。

ウェブページを記述するXHTMLもXMLベースだし、RSSもXMLベース。その親戚みたいなもんですね。端的に言うと、

企業のお金絡みの情報の書き方を定めるモノ

ちょっと乱暴過ぎるかな?

 

ビジネスの世界でお金に絡まないシーンは皆無ですから、誰もXBRLに背を向ける事は出来ません。企業はもちろん、個人投資家も、アナリストも、税理士も、金融機関も、そして忘れてならない行政も…です。

彼らが手にするドキュメント類がガラリと変わる訳ですから、インパクトは計り知れないモノがある…と言われています。「革命」と言う人もいるし、XMLが半端無く大きなビジネスになり得るって事で期待もされてます。

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それを受けてか、今週の週刊ダイヤモンドの特集「会計力の鍛え方」では、XBRLについて7ページに渡って解説されています。週刊誌にXBRLがこれだけ大きく掲載されたのって初めてじゃないでしょうか。非常に分かり易くまとまっているので、ファイナンス絡みの方には是非手に取って頂きたいと思います。

 

RSS屋がやるXBRL事業

 

で、まぁ何でRSS屋の僕がこんな事を書いているのかって言いますと、当社もXBRL絡みで研究開発を行っているからですね。当社が最も得意とするRSSはXMLベース、そのXMLをファイナンスの世界に持ってきたらXBRL。そして僕はファイナンスには関心がある。

じゃぁXBRLも事業としてやれないかな…みたいな。

安直すぎですがアリかなと考えています。実際面白いし、自分でも必要ですから。それに RSS と XBRL を組み合わせたら出来る面白そうな事もあります。

幸い(?)ウェブシステム系でXBRLは未開の地と言っても過言じゃないぐらいで、今なら何をやっても多分面白い。現時点で面白い事をやってるのは、JUSTSYSTEMやInfoteriaぐらいじゃないでしょうか。

企業規模が小さい当社が出来る事は限られていますから、そこは研究開発を進めながら戦略を練ってる真っ最中。….という訳で、ファイナンスとXMLに興味のあるエンジニアの方がいらっしゃいましたら、是非こちらまでお声掛け下さいませ。一度お話をさせて下さいませ。

例えばXBRLな世界でオープンソースな何かとか。もう関連ビジネスが立ち上がってくる前に、オープンソースなモノを作っちゃう。えっ!?ちょっとまってや!みたいな。とってもエキサイティングで面白そうじゃないですか? :-)

 

ちなみに当該の週刊ダイヤモンドには、「グーグル化」で有名な勝間和代氏によるコラムもあります。XBRLによって個人投資家がプロの証券アナリストと互角の情報を持てるようになる事に触れ、ツールを揃えた先にある「数字を読む力」の必要性を説いておられます。これも必読かと。


2008.02.16 (Sat)

アンテナを張ってると情報って気がつけば入ってくるモノですね。

最近IRの話題に高く張ってたアンテナに引っかかった野村證券主催のイベント「関西野村資産管理フェア2008」に行って参りました。イベントの存在は前から知っていたのですが行きそびれていたモノ。場所は大阪ドームです。

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ドーム前は近鉄難波と阪神西九条を結ぶ阪神なんば線工事の真っ最中

 

芝の上にマットを敷き詰めて出来た会場に所狭しと並ぶ上場企業ブース。スギ薬局とか、関西スーパー、ラウンドワン、ダスキン、大阪ガス…等々、有名どころも含めて数十社が個人投資家の認知度向上を図るべく、ノベルティ配りやミニ説明会に勤しんでおられました。

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アンケートに答えてノベルティをゲットしたり、会社の説明会を聞いてみたり、デイトレード指南をしているナンセンスなセミナー会場を横目に歩き回ること90分。

一度、営業でもお邪魔した事のあるダスキンの会社説明会がよく出来てるなぁ…と思った以外は、残念ながら余り得るモノはありませんでした。

 

うーん、イベントとしてどうなんでしょうかね…というのが正直な感想。

 

アンケートに答えると貰えるノベルティ目当ての地元の人とか、そういう人だろうという前提でアンケートを配りまくってるIR担当者だとか、そんなやりとりが散見されていて、形だけのアンケート回収と無償グッズ配布の儀式会場と化していた感があるのです。

アンケートも「説明会をお聞きになって興味を持たれましたか?」って書いているのですが、まだ説明会聞いてへんし!!みたいな。

アンケート貰って、書いて、ノベルティをゲット….のワン・ツー・スリーをただただこなしているだけで、とても個人投資家の認知度が向上しそうに思えませんでした。出展している事実だけが重要みたいな。

おそらく数十万、いや数百万というお金が注ぎ込まれているのでしょうけど、もうちょっと予算の使い方があるんじゃないかなぁと思った次第です。

一般的に予算割り当てが少ないWebのIRですが、もっと強化したら良いのにと思える上場企業って沢山あります。費用対効果はその方が高いと思いうんですよね。

 

個人投資家が対象なら Web IR にこそ力を入れるべき

 

個人投資家の圧倒的大多数がWebで取引を完結している(日本証券業協会 : インターネット取引に関する調査結果について)事から、個人投資家がWeb大前提な環境にある事は明らかで、個人投資家はインターネットに近い所にいると言っても良い訳です。

じゃぁ個人投資家へのアピールが目的である限りは、IRページを強化するのが一番投下資本対効果が高いと思うんですが、どうでしょうか。魚がいる所に餌をまいた方が良いですもん。実際、リアルにアンケートとるより分かり易いですよ、きっと。形だけのアンケートの絶対回収数ではなく、「意味のある」統計が本質でしょうから。

通常のECサイトと同様、IRページに少し手を加えるだけで色々分かる筈なんですよね。アクセス解析やサイト内検索を含めた個人投資家行動分析をするだけでも、何を欲しているかは手に取るように分かる。そこでPDCAのサイクルを回せば理想のIRページの誕生です。

問題は、そもそもIRに対する意識が低かったり、IRが総務部の片手間仕事だったり、ウェブの技術を持ちながらIRにも問題意識を持っているITベンダーがそれ程多くないという所にあるんじゃないかというのが僕の考え。

IR支援会社がウェブもやる…..のではなく、技術ベースでIRに問題意識を持ってご支援・ご提案させて頂くというアプローチも(大変難しいですが)アリだと思います。技術こそが出来る事を増やす訳だし、技術こそが新しいアイディアの礎となる訳ですから。

企画・提案・ウェブ構築を技術ベースに行っていく中で、問題意識を持ってクライアントのWeb IRにも関わっていく。そんなウェブ屋さんがいても良いんじゃないでしょうか。当社はそんな世界でもお役に立てたら良いなぁと思ってます。(しかしそう簡単ではない事も色々経験済みですし分かっているつもりです^^;;)


2008.02.15 (Fri)

バレンタインデーの朝(と言ってもAM3:30)にちょっとしたイベントがあって、出勤&雑用後に向かった東京。今回の出張の目的の一つはDevelopers Summit 2008に参加する事でしたが、それ以上に重要な約束が午前中にありました。

自分が元々いた会社の関係でお付き合いのあるJASDAQ上場企業ウェブ担当者の方々とお打ち合わせ。

以前よりコンサルティングでウェブシステム系のお手伝いをさせて頂いたりしていたのですが、このたび当社の新サービスについて知りたいとの嬉しいお声掛けにより御紹介させて頂く運びとなった次第です。

 

新サービスと言いましても、全く新しいという訳ではなく、昨年度発表したIR情報配信支援ソリューションIRCastをグレードアップしたモノです(IRCastPROと言います)。

詳しくはまた改めてエントリしたいと思いますが、昨年発表したIRCastが抱えていたビジネスモデル的な課題、技術的な課題を解決すべく約1年間に渡って取り組んできました。技術的な課題の解決には、最近このブログでも話題として取り上げたAdobe AIRという技術が活かされてます。

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右側はAdobe AIRの正式なアイコン

 

総時間にして30分ぐらいでしょうか。このサービスの御紹介をさせて頂きました。上場企業様のIRがどう変わるのか、投資家の皆さんにどんなメリットがあるのか、お客様視点にたって細かなご説明をさせて頂いた後に出たのが、

 

どうしてこんな事が出来るんですか。
これは是非入れたい。将来的な可能性を感じますね。

 

先方のこんな感じのお言葉。個人投資家だからこそ分かるウェブを使ったIRが抱えている問題を徹底的に考え抜いたからこそ、そして常に最新技術を追いかけてきたからこそ作れた仕組みに共感頂けた事が本当に嬉しくて、自分にしては珍しく笑顔が出てしまっていたんじゃなかろうかと思います。

特に意味深いと感じたのは、当社にとって想定顧客の立ち位置である方々に「可能性を感じます」と言って頂けた事。モノ作りをする人間にとって、これ以上嬉しい事があるでしょうか。純然たるお客様にそう言って貰うのって結構難しいものです。

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新しいモノを作って見て頂くと「可能性を感じます」…そう言って貰える事は度々あります。これまで実際にそうでしたし、もちろん嬉しかったのは嬉しかった(有り難うございます!!)のですが、お客様から言って頂けるのとはビジネス的な意味というか重みが相当異なると僕は考えています。

 

同業の方の「可能性を感じます」は、技術的なバックグラウンドが共有出来ている上での話なので、ちょっとしたアイディアがあれば比較的得やすいと思うのです。またベンチャーキャピタルから貰う「可能性を感じます」は、社交辞令っぽいので正直余り嬉しくありません。各種のビジネスプランコンテスト関係者から言われる場合も同様ですね。

でも、お客様からはなかなか貰えないだけに貴重。

現存する問題に気付きを得て頂き、それを解決する事をお伝えして、やっとこさ「良いですね、買いますよ」な訳です。そこから先を想像して頂いた上で「可能性を感じます」と言って貰おうと思うと、その革新性までもしっかり伝わっていなければなりません。実際に現場レベルの方に言って頂くとなると尚のことそうです。

商品やサービスの現時点の魅力に加え、その先々までをもユーザーから評価して貰えるという事。物作りをする者にとって「可能性を感じます」と言って貰えて一番嬉しいのは、その方が想定顧客である場合だと僕は思うのです。伝わりきっているという意味で。

 

今回、自分にもこんな機会がやってきた事に本当に感謝したい打ち合わせでした。もちろん、この上場企業様には導入させて頂く事が決まっています。

ここまでこれたのも、色んな形で当社を支えて下さっている皆々様や、こんな僕に気をかけて下さっている皆々様のおかげだと思っています。いつも有り難うございます。

でもまだまだ立ちはだかる壁は無数にあります。それにめげず、自分の想いを注いだビジネスで業界に貢献する事によって、皆さんへの感謝の気持ちを表現出来ればこれ以上嬉しい事はありません。これからも頑張ります。