開発 (Page 7)
2007.11.21 (Wed)

先日のエントリで紹介したJavascript第5版読書会に参加してきました。普段のエントリと違って開発色が強いですがご了承下さいませ。一応、開発者魂を忘れない経営者でいるつもりですのでそのへんもアピール。

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感想は、そりゃもう「楽しかったですよ」って事に尽きます。勉強する事が好きな方々と共に勉強する事が楽しくない筈がありません。

ただ今回の勉強会は、普段参加する事の多い経営全般・営業全般・自己啓発全般の非開発系勉強とは違って、開発者による開発者の為の勉強会。特に感じたのは、自分がやっぱり会社経営しているとは言うモノの根っこの所は開発者だよなぁということです。

 

社長という立ち位置で色々動き回っていると、お付き合いする方々の属性や肩書きも随分と変わってくるもんで、開発者ってほとんどいません。

むしろ、「こんなシステム作りたいんだけどね」「ちょっと聞きたいんですけど」というような、開発なら feedtailor の大石さん的に接して下さる場合が98%ぐらいだったりします(いつも感謝しています、有り難う御座います)。他業界だけど同じ経営者の方だったり、コンサルだったり、デザイナーさんだったり。

業界や専門分野が違うからこそ得られる刺激はもちろん多分にある(これはこれで大変嬉しい事なのです)のですが、開発者としての志向性も持ちながらの経営者であるからこそ、非開発系刺激以外にも開発系刺激をリアルに受けたいという自分も実はシッカリといたりします。

二兎を追う者は一兎をも得ずという話もありますが、ここだけはゆずれない。だって経営する事と同じくらい開発する事が大好きですから。

 

今回の勉強会は久しぶりに、そんな思いにガッツリはまるリアル刺激を受ける良い機会になりました。

Javascriptをもっともっと勉強したいと思えたし、引き合いに出される事が比較的多かったRubyについても真剣に勉強したいと思い至りました。影響されやすい僕はこの手の刺激があるとすぐに行動してしまいます。今週末あたり Javascript が関係する案件に注力する一方で、Ruby の本読みながら何か作ってるんじゃないかなぁ。この読書会にはまた参加したいと思います。

skitched-20071122-091718.jpg

あと、これはマジビックリしたというか正直に嬉しかったのですが、Mac使いが多かった!!!!GeekにMac使いが増えてるのはやっぱり事実なんでしょうね。改めて実感しました。

そこで、ウチは「原則Windows禁止な新しモノ好きGeekなITベンダー」の看板を掲げているつもりですので、そう遠くない将来、この手のイベントを通してお会い出来た方に「原則Windows禁止なウチで一緒に開発楽しみませんか…」ってなお声掛けが出来たらステキだろうなぁと妄想してみたりした次第。(Ensembleを共に開発したitokさんを…ってのは前から書いてる通りデスがなかなか実現には至らず…)

 

Javascriptのコードも出てくるような詳細エントリは、既に公開されている各所のまとめブログにお任せしたいと思います。

主催者のkanasanさん、お疲れ様でした。そして有り難う御座いました!!


2007.11.20 (Tue)

久しぶりの書評です。開発ブログとネタがかぶりそうな勢いですが、ご了承下さい。(色々と読了している本もあるのですが、じっくり書評を書きたいものばかりで少し下書きのまま寝かしています)

当社がウェブシステムの開発にあたって使う主要な言語はPHPです。相談or依頼されるウェブ案件は圧倒的にPHPが多いので、これなくしてはビジネスが成り立ちません。

そんなPHPをベースにしたフレームワーク(アプリケーションの開発の基盤となるもの)がCakePHP。言語そのものと同様、当社にとっても必要不可欠なモノとなりつつあります。このフレームワークについて書かれた初の書籍。

<td valign="top">
  <font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839924317/feedtailor-22/" target="_top">CakePHPガイドブック</a><br />安藤 祐介 新原 雅司 堂園 俊郎 </p> 
  
  <p>
    </font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td> </tr> </table> 
    
    <p>
      CakePHPを使うなら間違いなく<strong>買い</strong>です。
    </p>
    
    <p>
      オンラインのドキュメントやチュートリアル、各所ブログの情報で事足りると言えば足りるのですが、この書籍によって全貌をザックリと眺めておくのは後々プラスに働く事になるでしょう。
    </p>
    
    <p>
      単なるチュートリアル本という訳ではなく、CakePHPを初めとするフレームワークを導入する事の意味、セキュリティ全般の対策をCakePHPでどのように施すか、パフォーマンスをCakePHPでどのように改善するか&#8230;等々、CakePHPを背骨として、ウェブシステム開発に対する考え方から押さえておくべき事までをまんべんなく網羅してくれています。(その分、それぞれは深くないのですが&#8230;これは仕方ない)
    </p>
    
    <p>
      関係する開発プロジェクトでCakePHPの採用を考えている方、最近になってCakePHPを使い始めた方にとっては必読書と言えるでしょう。文句なしの★5つです。
    </p>
    
    <p>
       
    </p>
    
    <p>
      ついでながらCakePHP絡みで余談を一つ。
    </p>
    
    <p>
      最近、CakePHPの中身を深く知るべくしてソースコードを順番に読み進めています。やはりフレームワークを理解する楽しみがありますし、先陣の英知に触れられる知的な刺激もありますから。
    </p>
    
    <p>
      で、一人で続けるのも何だか寂しいので僕と一緒にCakePHPのソースコードを読み進めてくれる方を大募集中です。興味をお持ちの方は<a href="http://feedtailor.jp/page/contact">こちらまで</a>ご連絡頂けましたら幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。
    </p>
CakePHPガイドブック

2007.11.19 (Mon)

何やら開発者ブログとネタがかぶってきそうな勢いですがご勘弁を :-)今年の冬は勉強会的にアタリの季節かも知れませんね。

Piece Framework - An Application Framework for Essential Development Practices

来る12月1日(土)に新大阪にて、PHP初級から中級程度の方を対象とした Piece Network なるセッションが開催されます。名前から察しが付くとおり主催は Piece Project。今注目を集めている(?)国産PHPフレームワーク Piece Framwork の開発チームですね。ただ、題材が Piece Framework という訳ではなく PHP 全般という位置づけ。今後不定期に行っていくそうです。

そんなイベントの第一回目。初っぱなからPHP界では凄い人のトークが聞けるという事でPHP使いなら是非参加しておきたい所でしょう。以下、簡単に抜粋です。

  • ローカルマシン上に構築するPHP開発環境 (久保敦啓:Pieceの中の人)
  • PHPマニュアルの読み方 (高木正弘:PHPマニュアルの人)
  • SPL入門 (関山隆介:PHPエクステンションの開発者)

それぞれ1時間ずつの3セッションのようですが話し手が凄すぎるので濃密な3時間になる事でしょう。僕はもちろん参加する予定です。

 

先日のJavascript第5版読書会といい、同日に大阪で開催される LiveCoding といい、開発者同士が刺激を受けられるイベントが増えるのは同じ開発者として大変嬉しい限りです。色んな刺激を沢山受けて、いつまでも開発者魂を忘れない経営者であり続けたいと思います。


2007.11.17 (Sat)

RSS(フィード)に関心のある人なら読んでない人はいないであろう The RSS Blog から知った情報です。面白いネタなのでご紹介。

 

RSSを導入するオンラインショップを最近よく見かけるようになりました。継続的に新製品が入荷したり、お買い得企画が定期的に発生するようなショップは特にそうでしょう。用途は色々ですが、メールやウェブページというネット媒体以外に、RSSにも商品情報が載っかるようになってきているのは多くの人が知る所です。

そこでエラい人は考えました。Product RSS ってのはどう?と。

Romani Arunachaiam という人が考案したもので Creative Commons ライセンスで公開しています。ざっと読んでみたところ非常に興味深いモノでした。

ザクっと言っちゃうと、商品の詳細な情報をRSSのアイテム内に入れましょうよという話。ひょっとしたらひょっとすると RSS の新たな動きになるかも知れません。そんな訳で日本語に訳してみました(ってか滅茶苦茶意訳していますけど)

Product RSS (日本語訳)

[Motivation]
標準的なシンジゲーションフォーマットの仕様を定める事でRSSはウェブの閲覧方法に革命を引き起こした。そのおかげで僕らは一つのRSSリーダーで幾つものウェブサイトやブログを読む事が出来るようになってる。

今、ホントに沢山のショッピングサイトがあってRSS(フィード)を配信しているのは皆が知ってる通りなんだけど、RSSの基本的な要素(title, link, description等)はサイトで販売する商品の情報を全て表現するのに十分じゃない。

Buy.comは既に “product module for RSS2.0” なるRSSの拡張を試験的に導入してるんだけど、もっと一般的にそして完全な仕様にしていく必要があるよね(The RSS Blogは、Buy.comの拡張をproprietaryでlicenseの問題もあると指摘)、沢山のオンラインショップサイトで導入できるようにさ。

ひとたび巨大な物販サイト(amazonのような)がこの考え方を取り込んだら、RSSリーダー内で価格の上限下限を設定して商品検索とか、ブランド名で検索とか、その他の商品属性の組み合わせで絞り込みってな事が出来るようになる。

これって、次世代のショッピング体験へと繋がる第一歩。セマンティックなウェブが想定する “web of data” を体現するものでもあるんじゃないかな。

[Draft Specification]
RSS2.0の title, link, description, pubDate といった要素は今までと同じように使うことにしよう。僕が Product RSS として提案したい追加要素をあげてみる。


これは item のサブ要素で、商品のブランドや製造業者について書く。略語で書くんじゃなくて正式表記で書くのが良い。


これはプロダクトファミリーを表現する。例えば HP のラップトップの Pavilion とかね。


これはモデル名や品番を表現する要素だ。



これは商品が属するカテゴリやサブカテゴリ。ほとんどのショップが勝手なカテゴライズをしているけれど、この要素を使う事にすればショップサイト横断的なカテゴリ分けが出来るようになる。

three letter currency code“>
商品の最終的な提示価格を書く。この要素内容には$等のような通貨記号を入れるべきじゃない。数値はセントじゃなくドル単位にすること。

three letter currency code“>
商品のカタログ記載価格を書く。提示価格と異なる時は必ず書くこと。


商品の状態を書く。”New” か “Used” か “Refurbinished” でなければならない。


UPCコードを書く(米国やカナダで使用されている商品コード)

lb/oz/kg/g“>
商品の重さ。属性で単位を指定すること。

in/ft/m/cm“>
in/ft/m/cm“>
in/ft/m/cm“>
商品の長さ、幅、高さ。属性で単位を指定すること。


商品が本の場合に ISBM を書く為の要素


商品の色

[What next?]
AmazonやBuy.comやShop.comのようなショッピングサイトにコンタクトを取ってみようと思う。あと、 Dave Winer, Danny Ayers のようなRSSのスペシャリストにもフィードバックを貰うつもりだよ。

…とまぁこんな感じです。冒頭にも書いたとおり相当に意訳している僕的日本語なので気になる方は原文を見て下さい。(訳がおかしい所があれば指摘して頂けると嬉しいです)

Draftという事もあって足りないモノが沢山あります。これだけの要素で十分かという話もありますし、そもそも product という接頭辞が割り当てられている名前空間のURIについて記述がありませんし、Product RSSの具体的な例もありません。理想を言えば XML Schema もきちんと定義して欲しい気もします。

 

Dave Winer, Danny Ayersらがどんなフィードバックを返すのが気になる所ではありますが、アイディアとしては良いんじゃないでしょうか。The RSS Blogも、Romani Arunachaiam 氏を褒めています。

もしこれが一般的になれば、オンラインショッピングの世界は更に更に面白くなりそうな気がします。Product RSS ばかりを集約したポータルサイトを作るだけでも楽しそうですよね(価格.comとかヤバイ?)。RSSの世界の新たな動きとして注目かも知れません。

僕なりの感想をRomani Arunachaiam氏に後でメールしてみようと思います。


2007.11.15 (Thu)

先日のエントリで iGoogle Gadget について書いて、振り込め詐欺電話番号チェックのGadgetを公開しましたお友達のzukaさんにご紹介頂けたりして(有り難う御座います!!)、大変嬉しい反応を頂戴したのに勢いづいてもう一つ作ってみました。早速公開です。

iGoogle Gadget の第二弾「検索結果数見比べくん

iGoogle

当社が8月に公開したサービス「検索結果数見比べくん」と同名な為に紛らわしくて恐縮ですが、ご想像通り出来る事はほぼ一緒です。類義語や関連語と思しきキーワードが各検索エンジンでどれぐらいの検索結果数を持っているかを調べる Gadget 。以下のボタンから登録する事が出来ます。

Add to Google

このような感じで登録画面が出てきますので、

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「Googleに追加する」をクリックしてみて下さい。以後、iGoogleを普段からお使いの方には、思いついたらすぐに検索結果数比較を行って頂けるようになります。

iGoogle

検索結果数見比べくん」は、当社が提供させて頂いているモノの中でもお使い頂いている頻度が結構高いサービス。検索クエリが発行されていない日はほとんど無く、毎日コンスタントに何らかの類義語・関連語の検索結果数を比較して頂いています。(皆様有り難う御座います!!)

似たようなキーワードの組み合わせが断続的に比較されているケースも多くて、気になってログを見てみると新規ユーザーさんだけじゃなくて何度もお使い頂いているユーザー様がいらっしゃるという事実をハッキリと見て取る事が出来ました。

これは普段使いのツールとして使って頂けている可能性がある事を意味していますから、開発者としてITベンダーとして大変光栄な事です。

 

先日のエントリで、iGoogleは

ここからamazon検索したり、価格.com検索をしたり…というように「探す」行為の入り口をまとめてみた感じ。

と書いた通り、ネットに対する検索や探索行為の入り口になり得ます。それならば!!その中に検索結果比較を行う為の入り口が並んでても良いんじゃないだろうか。…そんな発想で検索結果数見比べくんを iGoogle の世界にそのまま持ち込んできたのが今回の Gadget です。

ただ、機能的には若干の制限がありまして、ちょっとした事情で比較できるキーワードの数は2つのみとなってしまっています。あと、検索結果数の表示を google, yahoo の2エンジンに限定しています。

iGoogleをお使いの方で、検索結果数を比較する事がタマにあるという方には是非お使い頂ければと思います。もちろん iGoogle への登録もご利用も無償です。ご意見やご感想等頂けましたら幸いです!