2014年の総括です。
まずは1枚のスライドを。
これは年末に会社の現況を伝える為に作った資料の一部で、弊社の超大雑把な事業マトリックスと収益分布です。御覧の通り、一番ウェイトが大きいのはB2Bの自社商品。子会社であるSYNCNELが御提供させて頂いているスマートデバイス用ファイル配信サービスからの収益です。これが実に弊社(厳密には弊社グループ)収益の6割を占めるようになりました。
今でも幸いにして沢山のiOSアプリ開発をお手伝いさせて頂いているのですが、収益分布では圧倒的に自社のB2B事業が大きくなっています。ちなみに2割を占めているのは、そら案内をはじめとするAppStore経由で配信する自社アプリ。時々リリースさせて頂くネタアプリ等もここに含まれます。
2014年総括すると、創業時に夢にまでみた「自社にしか出せない価値で生き残る」構造がぼんやりと…ではなく明確な形になってきた年と言えると思います。自社プロダクトで収益8割という状態はIT系企業の多くが目指す所なので、この域にようやく一歩入れたのは、スタッフや御客様、パートナー様に恵まれているからこそと痛感していて感謝の思いを深める1年でもありました。昨年以上に「有り難う御座います」を声に・形にしたいと思って言動してきたつもりです。
また2014年は、こだわりを捨てた年でもあります。
SYNCNELでWindows専用の運用支援ソフトウェアの開発に1年中リソースを割いていましたし(完全業務用なので余り表には出てこない)、そら案内のAndroid版アプリを内製するようにしたり、とiOSに対する拘りを捨てました。
拘りは時に強みになりますが、時に足枷にもなる。だから、WindowsやAndroidもビジネス上必要であれば選択肢に入れる事も躊躇しない思考に切り替えた次第です。フィードテイラーは、iOS以外を排斥する会社から、iOSファーストで事業を起こす会社に脱皮したと思います。
なので、今ポートフォリオは
- そら案内事業
- SYNCNEL事業
- iOSアプリ開発事業、iOSアプリコンサル・セミナー等の支援事業
となっていて、ここに今年立ち上げたDailyshotやヨクスルという事業が更に加わっていく事になります。あくまでiOSファーストで、事業を起こしていく。展開次第ではプラットフォーム関係無しに事業拡大を図る。その一方で、弊社を必要として下さる企業様には最も得意とするiOSの世界でのみお応えしていく。そんな両輪展開を今後は進めていく事になりそうです。
今年リリースしたもの
カレンダーを遡ってみたら思ったより沢山ありました。ほぼ毎月何か新しい事をしてる感じですね。目立ったトピックを列挙してみました。
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Nyatter
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<a href="/wp/?p=13172">Twitterでニヤニヤしよう!!画像収集支援iPhoneアプリ「Nyatter(ニヤッター)」を公開します</a>
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QR目覚まし
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<a href="/wp/?p=13281">簡単には止められない目覚ましアプリ「QR目覚まし」をリリースします!</a>
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SORA
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<a href="/wp/?p=13475">デザインにこだわった天気予報アプリ「SORA」をリリースします</a>
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Sunshine
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/04/18/32">動画を分離する新作アプリ「Sunshine(サンシャイン)」をリリースします!</a>
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TailSearch
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/05/13/129">Twitterエゴサーチ用のMacアプリ「TailSearch」を公開します</a>
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BGTube
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<a href=“http://feedtailor.jp/staff/2014/05/21/161">iPhone用YouTube再生リスト専用プレーヤー BGTube を公開します</a>
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そらレーダー
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/08/04/303">雨雲予測アプリ そらレーダーを公開します</a>
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8bitter<br />メジャーVerUP
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/09/18/383">8bitter v2.0.0 を公開 – 『8bitキーボード』追加!</a>
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そら案内 for OSX<br />フルリニューアル
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/10/22/527">そら案内(Mac版)v2.0.0 を公開しました</a>
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そら案内<br />メジャーVerUP
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/11/10/595">そら案内(iOS版) v4.0.0 を公開しました – iOS8 & iPhone6/6Plus対応</a>
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Dailyshot
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/11/05/565">新サービス Dailyshot をリリース!</a>
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そら用心
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/12/02/647">玄関に行けば降水確率を声でお知らせするiPhoneアプリ「そら用心」をリリースしました!</a>
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富豪キーボード
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/12/10/681">ネタキーボードアプリ「富豪Keyboard」が審査を通過できないのでソースを公開します</a>
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そら案内 for Android メジャーVerUP
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<a href="http://feedtailor.jp/staff/2014/12/22/710">そら案内(Android版)v2.0.0 を公開しました</a>
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細かなVerUPは省略してます。
少人数でこの数が出来る秘訣は?とよく聞かれるのですが、これは今まで作り上げた現場エンジニアの生産性を最大化する大石メソッド(?)の成果であると自負しています。6年この体制でやってますから理論として間違ってない筈。残業ゼロ・有給消化率高・離職率ゼロ・生産性UPという、一見矛盾するものを共存させる術やその実態について講演したり執筆したり取材を頂くのも多い1年でした。まぁ、僕の負担が大き過ぎるというのは相変わらずなのですけどね(笑)
新しく始めたこと
スタッフブログを始めました。

自社プロダクトのリリースやアップデートについてはほぼ全て各担当エンジニアに任せるようにして、この結果会社としてのOUTPUTが改善されました。これまでは僕が全部ブログに書いていたのでアプリのリリースやアップデートの情報が表に出ない事がしばしばあったのですよね。
また、物販も始めました。

ってこれはそら案内事業の延長線上のものですが、ビーコンの販売を開始しまして、物販って大変だなぁ〜と痛感いたしました。今後も、そらビーコンだけでなく、アプリと連動して価値提供出来るような「モノ」の開発・販売は続けていく事になると思います。(将来ハードよりな人にもジョインして貰えたらなぁとか。)
あと、働き方というか就労環境を改善しました。
4分の1休
まず社内リクエストが幾つか出てきたので、有休消化スタイルの選択肢として「4分の1休」を増やしました。これまで有給は全休(丸っと一日)か半休(午前か午後の半日)の二択でしか取得出来なかったのですが、2時間分だけ取れるようにしたと。粗大ゴミを出す為にちょっと朝遅くなるとか、子供を迎えに行かなくちゃいけないので少し早めにとか、そんな感じで使っているようです。
半休を使うのは有給残が無駄に減るので勿体ない…という発想なのでしょうね。これは裏返すと有給消化率が高いという事でもあるのですけどね。消化率はかなり高い方ですが、もっと高くなれば良いなと思ってます。
昼休みの短縮
もう一つ。12月から試行中なのですが、昼休みはもっと短くても全然問題無さそうという提案をうけて15分の短縮化を試みてます。その分、朝を15分遅くか夕方を15分遅くかにしてみて、全体の生産性が下がらなければ定時を変えようかなと。
労使間の契約書をまき直したり就労規則を変える面倒さはありますが、個々人の人生の合理性を考えれば悪くない変更なので実験中です。恐らく変わるかなぁ。生産性にダメージが無いなら、制度もどんどん変えていくのはウチらしいなと思います 
そして、2015年
ちょっとした予想というか期待を。
IoT
まず間違いなくIoT、全てのモノはインターネットに繋がるのです…っていう触れ込みで猫も杓子もアイオーティーと言ってる1年になるでしょう。ここ1,2年はBLEによりスマフォを介してモノがネットに繋がってきましたが、モノが直接ネットに繋がるケースも増えてくるでしょう。
ウェアラブル
猫も杓子もAppleWATCHと言ってるでしょう。年末にはGPS搭載なまさかの新モデルが発表されたりなんかして、初期のEDITIONを購入した人が阿鼻叫喚する事になるのではないでしょうか。
仮想通貨
bitcoinの次…が国内でも知名度を上げてくるでしょう。XRPとかSTELLARとか。IPOに疑問を感じる起業家の中には仮想通貨を使った資金調達スキームとしてICOなるものを考え始める人も国内で現れるでしょう。
B2B市場の急速なiPadシェア低下
やっぱりiPadでは仕事が完結しない、Officeがいるんだよ、迷ってたけど安いWinタブレットも出てきたしやっぱWinタブレットかなぁ、なんて機運が高まりB2B市場ではiPadの独壇場であったものがWindowsタブレットで喰われていくようになるでしょう。ビジネスアプリの豊富さから、WinタブレットとiPhoneの2台持ち or iPhone単体持ちがB2B市場の基本的な外回りスタイルになると思います。
他にも色々ありますがキリが無さそうなのでこのへんで。
弊社は、流行に迎合した商品開発(そのバズワード言いたいが為の商品やろ?的なもの)ではなく、冷静に「御客様の問題を解決する為の技術」という考えで最新技術やトレンドをチョイスして、メディアやVCに踊らされない軸を持った製品開発をしていきたいと考えています。
新しいトレンドを追いかけつつ新商品にもトライしながら、SYNCNEL・そら案内・Dailyshot・ヨクスルなど、既存のオリジナルサービスを強化してまいります。また、増員も考えてます。
本年も大変お世話になりました。2015年、今年と変わらず全力疾走致しますのでどうぞ宜しく御願い致します。皆様、良い年をお過ごし下さいませ。