会社経営 (Page 15)
2012.04.15 (Sun)

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御好評頂いておりますPDFビュワーBook+の次バージョンで搭載予定のテキスト検索機能について紹介します。御想像の通り文字通りの機能ですので画面を見て貰った方が早いかも知れません。

テキスト情報が埋め込まれているPDFが前提にはなるのですが、テキストを長押しして頂くとテキスト選択が可能になりました。iOSではお馴染みのインターフェースで範囲指定が可能でして、 選択領域に対して以下の3つを行えるようになっています。

  1. コピー

  2. ブックマーク

  3. 下線

  4. のコピーはクリップボードに選択されたテキストを格納します。2. と 3. はテキスト選択した範囲に対して Book+ のブックマーク機能とフリーハンド描画がそれぞれ発動すると考えて頂ければと。例えば、ブックマークを選ぶとこんな感じになり、

下線を選ぶと

こんな感じになります。

描画される色・太さ・透明度は、ツールパレットの設定がそのまま採用されますので変更して頂く事が可能です。応用例(?)の一つとして、色を黄色・太さを15・透明度を20ってな設定にして下線を引くと

こんな感じで蛍光ペンで上をなぞったのと同様の表示になります。

更に特徴的なのはブックマークも下線についても元々あるBook+のブックマークとフリーハンド機能を流用している為、描画モードでそれぞれのツールを選択して頂くとノブを使って自由に移動できるという点です。

PDFのテキストは埋め込みのされ方によっては微妙に座標値がずれている場合がありますので、そんな時に重宝します。テキスト選択時の多少のズレには目をつぶって後から修正ってなアプローチ。フリーハンド描画の仕組みを流用しており、数行に渡る下線をまとめて一つのオブジェクトとして認識しているからこそ出来る事ですね。

 

という訳で、Book+ v1.7 で搭載される新機能 テキスト選択 について御紹介しました。

あ、もちろん次のバージョンでは、お待たせしております新しいiPadのRetina対応も行なっておりますので御安心下さいませ。もう暫くで御提供出来ると思います。どうぞ宜しくお願いします。


2012.03.28 (Wed)

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天気予報アプリ そら案内 for iOS が久しぶりにバージョンアップ致しました!今回お届けする v1.3 の目玉機能を2つご紹介します。

 

■ iPad Retina 対応 (第3世代iPadへの対応)

まさに「お待たせしました!」なのですが、新しいiPadのRetinaディスプレイ表示に対応しました。縦横の密度が倍になっていますので単純に「綺麗」です。以下、画像比較です。上がiPad2解像度、下が新型iPad解像度です。

くっきりハッキリ天気予報ですね。

これは主に見た目の変更になりますので、お馴染みメタ・グラマーさんに御協力を頂きました。いつも有難う御座います。新しいiPadをお持ちの方は是非、Retina対応したそら案内をお試し下さいませ。

 

■ 広告外しオプション

こちらはRetina対応以上に長らく「お待たせしました!」な機能。有償の広告外しオプションをご用意させて頂きました。画面がこんな感じになります。

随分とスッキリします。

そら案内は、元々弊社@itok_twitが個人で提供していたアプリをフィードテイラーとして弊社事業にしたという経緯もあり、大人の事情ってやつで広告を入れさせて頂いていました。…が、AppStoreのレビューやユーザ様との会話の中で「有料でもいいから広告外したい」という声を思いのほか沢山頂いてたんですね。

例えば「祖父母に使わせてあげたいけど間違って広告タップしちゃうと混乱します…」とか。「あー、すいません…orz」みたいな(汗) 広告除去の声を結構頂いている訳だし、大人の事情はあるにせよ無いに越した事はないと僕らも思うし、それじゃぁって事で共同事業者である日本気象協会さんと何度かに渡る交渉で無理を言って、コレ以上は安くならない広告除去オプションとして提供する事を良しとして頂きました。

日本気象協会さんが提供している天気情報は通常月額2桁万円とか普通にしますので、それを思えばかなり理解を示して頂いたと思います。いつも無茶言いましてすいません。改めて関係者の皆様に御礼申し上げます m(__)m

こんなふうに設定画面からアドオン購入を選んで頂くと、アプリ内課金の仕組みで85円にて広告を取り除く事ができるようになりましたので、「広告いらないのにー」という方は是非ご検討を頂ければと思います。もちろん継続課金では無く買い取り型です。「そら案内 for iOS ではもう広告を表示しないぜ」権を購入して頂くイメージでお考え下さいませ。iPadでもiPhoneでも有効です。

 

という事で、そら案内 for iOS の最新バージョンの御案内でした。今後とも そら案内 for iOS をどうぞ宜しくお願い致します。


2012.03.18 (Sun)

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実は少し前(2/16)に達成していたのですが、諸般ありまして書くのがメチャクチャ遅れてしまいました。

色んな経緯があって弊社@itok_twitが個人ブランドでやっていた旧そら案内を、会社のプロジェクト扱いして そら案内 for iOS としてリニューアルリリースしたのが2011年2月16日のこと。(参考 : 天気予報アプリ「そら案内」が新しくなりました!)

そこから何と!ピッタリ1年間で100万ダウンロードを達成する事が出来ました。これもひとえにユーザの皆様やブロガーの皆様あっての事です。いつも御利用&御推薦頂き本当に有難う御座います!!(そしてデータ提供元の日本気象協会さん、デザイン担当のメタ・グラマーさん、開発担当の@itok_twit、お疲れ様でした)

おかげ様で国内を代表する天気予報アプリとして数えて頂いているからか今でも順調にダウンロード数は増えており、iOSマーケットが際限なく広がっていってる事を日々感じています。iPhone4Sのリリース直後、新iPadリリース直後のダウンロード数の伸びも尋常じゃなく、

【最新版】iPadを買ったらとりあえず入れたい無料アプリ40個まとめ!絶対ダウンロード!(AppBank)

こんな風にAppBankさんでも御紹介頂いている通り、とりあえず入れる定番アプリとして認知頂いている事がとっても嬉しいです。AppStore{.external}では弊社の美学でもあるシンプルで使い易いアプリというコンセプトに共感して貰っているレビューも多く、こちらも感謝感謝です m(__)m

さて、そんな そら案内 for iOS ですが、実はデータ提供元である日本気象協会さんにおいても重要事業の一つとして数えられており、先方様のスタッフにも数多く使っておられる方がいらっしゃるのだとか。publicity面ではいつも御協力を頂いており、今回の100万ダウンロード達成の時は以下のようなリリースを出して貰いました。

「そら案内」foriOSが100万ダウンロード達成!!(日本気象協会 – トピックス)

今でも良好な共同事業関係が維持出来ていますし、つい先日もこれからも続けていく事を(自明ながら)改めて確認する機会もありました。

そら案内 for iOS はシンプルで使い易い天気予報アプリとして今後も御提供を継続させて頂く所存です。もちろん開発も続けます。もし既にお使い頂いていて、周りに iPhone や iPad の購入者が居らっしゃいましたら是非是非お勧め下さいませ(Android版もあります)。今後ともどうぞ宜しくお願い致します!


2012.03.18 (Sun)

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100万ダウンロード達成をエントリしたばかりのそら案内 for iOSですが、非常に沢山のユーザ様に使って頂いてる事もありまして、国内iOSデバイスユーザがどのように分布しているかの指標を示してくれたりもするアプリだったりします。

以前、2011年12月末のデータを元にそら案内 for iOS のアクセス解析結果に見るiOSの世界というエントリをした時の繰り返しになりますが、

ちなみに「そら案内 for iOS」は天気予報を扱うアプリという事もあり、ユーザの層は老若男女や趣味趣向を問わず幅広く厚く広がっているのではないかと勝手ながら推測しています。天気予報って恐らくその人の属性に関わらず皆さん興味があるテーマだと思いますので、ゲーム好きな方に偏ってるとか、ビジネスマンに偏ってる…ってな属性の偏りもほとんど無いんじゃないかと。

そんな幅広い(と思われる)層のサンプル数1000万を越えたデータに基づいたアクセス解析結果ですので、特にiOSバージョンの分布についてはかなり確からしい確率で国内iOS市場の実分布に近い数字が出ているのではないかと思います。

…なんですね。まんべんなくバラけている大量のデータは全体の傾向を表現し易く貴重な情報ですので、前回の12月末時点から1ヶ月後の2012年1月末時点でのデータを公開したいと思います。

 

■ そら案内 for iOS のバージョン分布

前回との比較表が以下の通り。単位は%です。

<th>
  2011/12/27
</th>

<th>
  2012/01/27
</th>
<td>
  0.24
</td>

<td>
  0.17
</td>
<td>
  2.90
</td>

<td>
  1.99
</td>
<td>
  96.86
</td>

<td>
  97.84
</td>
アプリバージョン
v1.0
v1.1
v1.2

最新バージョンへ移って頂いているのが分かります。このへんは劇的には変化しませんね。

 

■ デバイスの種別分布

前回との比較表が以下の通り。単位は%です。

<th>
  2011/12/27
</th>

<th>
  2012/01/27
</th>
<td>
  29.15
</td>

<td>
  29.05
</td>
<td>
  65.96
</td>

<td>
  65.87
</td>
<td>
  4.89
</td>

<td>
  5.08
</td>
デバイス種別
iPad
iPhone
iPod touch

デバイスの種類はビックリする程、変動しません。iPad比率が高いのは前回同様、iPadには標準の天気アプリが無いからでしょう。その証拠…かどうかは分かりませんが、新型iPadが発売された直後のダウンロード数は最近の平均値の3〜4倍の数を弾き出しています。(iPhone4Sの時も増えましたが今回程ではありません)

 

■ iOSのバージョン分布

これは前回もそうでしたが、グチャっとなり過ぎてよく分かりませんので以下の比較表を御覧下さい。単位は%です。

<th>
  2011/12/27
</th>

<th>
  2012/01/27
</th>
<td>
  0.28
</td>

<td>
  0.18
</td>
<td>
  0.57
</td>

<td>
  0.46
</td>
<td>
  0.64
</td>

<td>
  0.47
</td>
<td>
  1.39
</td>

<td>
  1.06
</td>
<td>
  5.08
</td>

<td>
  3.91
</td>
<td>
  23.56
</td>

<td>
  16.75
</td>
<td>
  68.47
</td>

<td>
  77.15
</td>
<td>
  0.01
</td>

<td>
  0.02
</td>
iOSバージョン
iOS3.1系
iOS3.2系
iOS4.0系
iOS4.1系
iOS4.2系
iOS4.3系
iOS5.0系
iOS5.1系

一番面白いのがやっぱりiOSのバージョン分布。期間中の総アクセス数は前回同様1000万ちょっとです。文字通り老若男女関係なくお使い頂いているようですので国内市場のiOS分布にほぼ近いと言えるでしょう。

興味深いのはiOS5系への移行が進んだこと(iOS4系以下の割合減が顕著です)。2011年12月末からわずか1カ月後で約10%増。auのiPhone4Sリリースの影響がまだあると思いますので最初からiOS5系というユーザも多い筈ですが、2011年11月時点で40%台だった事を鑑みるとiOSマーケットにおいてはやはり最新バージョン追随率そのものだけでなく追随スピードも半端ない事が御覧頂けると思います。47% → 68% → 77% ときてますから。

また開発視点で注目すべきはiOS4系以下が全体の4分の1を切ったという事でしょうか。今後この傾向は加速してかなり早い段階でiOS5.0系以上で良い…という判断に足る数字が出てくるのかも知れません。

 

という訳で そら案内 for iOS{.external} に見る統計値の2012年1月版を共有させて頂きました。今回は1月末時点のものでしたが、2月末時点のデータもまとめていますのでまた公開したいと思います。

最後に繰り返しになりますが、今回のレポートも Apache サーバログの UserAgent 情報に基づいており、取得情報はデバイス種別・OS種別・アプリバージョン種別に限られています。昨今問題になっている個人情報や端末固有の情報、端末内の振る舞いに関する情報は一切取得しておりませんのでご安心下さい。Google Analytics が収集している情報よりも極めて少ない情報に限られている事を最後に書き添えさせて頂きます。


2012.03.05 (Mon)

評価期間や導入直後のテスト運用等々を入れると実は結構な日数が経っているのですが、ようやく表に出しても良い事になりましたので思う所を書いてみたいと思います。解禁のきっかけとなったのは2月半ばに公開された以下の IT Pro の記事

IIJさんの IIJ GIO というクラウドサービス大和ハウス工業さんに提供されている事を紹介する記事なのですが、この中で SYNCNEL について言及して貰っています。

写真や文書などのコンテンツをiPad2からセキュアに利用できるクラウド型サービスとして「SYNCNEL(シンクネル) for Enterprise」を採用している。これは、クラウド上のサーバにアップロードされたファイルをiPad2で同期して閲覧する仕組みだ。各種ドキュメントファイルに加え、画像や動画、音声ファイルを利用できる。また、「グループや権限に応じたアクセス制限や、ダウンロードしたファイルを閲覧できる有効時間などを設定でき、不正な利用を防止できます」と渡部氏はセキュアなコンテンツ管理機能を評価する。

伝え聞く所によると、10を越えるソリューションから絞りこまれた2候補の中に入り、日本を代表する上場企業のプロダクトと一騎打ちとなったのが昨年の事。当時はどうなる事やらと心配してましたが結果的にSYNCNELのセキュリティや思想、シンプルさを評価して頂いて採用を決めて頂きました。

4000台のiPadにコンテンツ(ドキュメント)を配信するインフラとして使って貰えている事は、弊社にとってもSYNCNELにとっても非常に大きな実績になります。実は解禁になる前から本件は業界で噂になっていたらしく、おかげ様で住宅関係のある業種でも「大和ハウスさんも使ってるっていうしね…」という事で導入が決まっている企業様もおられたりもします。その他、金融系・製薬系・製造系・商社系、業種業態を問わず新規契約と追加契約が増えてきています。

期待通り(?)の展開。

良くも悪くも国内企業は機能云々よりも導入実績だったりしますから。大和ハウス工業様向けへの実績がきっかけに、色んな企業でSYNCNELを導入して貰えたら良いなと思っています。以下は主要な導入実績企業様。(公表できない会社様も多数)

今回の販売パートナーはIIJさん。IIJさんに扱って頂いているだけでも個人的には凄い事ですが、気がつけばIIJさん以外にもソフトバンクさんをはじめ名だたる企業様にSYNCNELを取り扱って貰えるようになりました。これは本当にありがたい事ですね。

今、クラウドやiPadを冠に被るサービスやプロダクトを持っている企業に共通の悩みがあります。それは、「セットに出来る商品が欲しい」ということ。iPadだけは売りにくい、サーバだけでは売りにくい。そこにSYNCNELの登場が巧くかぶったという感じだと思います。近々iPad3の発表も予定されていますが、iPadのビジネス活用はますます加速するに違いありません。

で。

開発会社の経営者として僕が何よりも特に強調したいのは、今回のようにiPad数千台の業務活用現場を支えているシステムが極めて少数且つ効率の良い開発体制によって支えられているという事実。Web側は @kumatch が、iOSクライアント側は @nakiwo が、PDFの描画エンジン周りは @itok_twit が、PDF変換は@sumihiro が …以上!というような片手の指の数より少ない少数エンジニア体制でも、精鋭であればエンタープライズの世界で評価されるモノを作り得るという事なのです。(もちろん不具合がゼロという訳ではありません。体制が重要です)

しかも弊社は残業ほぼ皆無、有給もしっかり取ってて、副業もokだし、社保も完備していて、給与水準もそれ程悪くない(実際に中小企業診断士の方にレポートして貰った)という理想(?)の就労環境下でそれを成し遂げているという事実。

僕の組織論の中核を成す「最高の環境と最強の人材が生産性を最大化する」という持論の証左とも言える訳で、その意味は大きいです。労働や企業論における社会実験は今のところ成功していると言えるかも知れません。優れた環境で少数精鋭のモノ作りを効率的に行い、法人という人格を持たなければ出来ないような事をする。それが今、出来ています。

だからこそSYNCNELはもっと大きく育って欲しい。進化が速く競合も多い世界ですので、今後どんな展開になるかはそれこそ分かりませんが、開発に対する情熱を持ちつつも冷静に冷静に現況を判断しつつ適確な判断を行なっていきたいと思います。