だいぶ前にオフィシャルサイトを更新しました。

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これまで会社としての哲学をちゃんと表現してなかったなぁというのもあり、一言でそれを表現するようにしたんです。まぁ零細中の零細企業なのでそれは僕個人の事業の捉え方とイコールなのですけど。

Invent a better future with innovative ideas

と、上図の通りTOPページとか他のページのキャプションに書きました。訳すと「革新的なアイディアでより良い未来を作る」になるでしょうか。

アラン・ケイの「The best way to predict the future is to invent it.」という言葉が好きなんです。ご多分に漏れず僕も好きな言葉って幾つかあるんですが、その一つですね。未来を予測する最善の方法は未来を発明することだ…という名言。

WikiPediaによると元々は、

1971年、パロアルト研究所の研究内容の将来予測を再三に渡って求めるゼロックス本社に対する回答(経営陣と開発陣の軋轢や見解の相違を端的に表している)

という文脈での言葉なので、解釈としては間違ってるのかも知れませんけど、僕は「グタグダ言わんと、はよ作ろうや!」という開発者に対する激励として勝手に捉えてます。

 

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(Thanks! the photo on flickr by Thomas Rousing CC BY 2.0)

せっかくつくるなら

で、どうせなら、突拍子もないこと、まだ多くの声が上がってないこと、まだ誰もやったことのないことが絶対に面白い。そんな思いでこれまでやってきました。会社作りも事業作りもそう。

残業禁止や副業推奨とか。B2B iOS とか SYNCNEL とか。自分が思うことをやってたら時代がそうなってきて間違ってなかった〜みたいな。

あ、でも継続してこそ意味があるって考えれば、後者については事業を途中でやめたので余り自慢できませんけどね。他にも検討違いのことも沢山やってきたし、って失敗しかしてないかも知れない(笑)

自分の描く未来から逆算した行動で作る何かに、社会や業界や世論のベクトルが近づいてくる感覚って凄く良いもんです。振り返った時の「未来を作ってきたぞ感」とか「未来予測が当たったぜ感」が、承認欲求を満たしてくれるんでしょうね。しかも、誰かに認められる…というより社会に認められるということなので充足具合も強いのかも。

未来を想像してアレやコレやとやってみることは多分これからも辞めないと思います。外しまくっても。だからサイト更新時に、冒頭の標語を行動指針として明記したのでした。

Invent a better future with innovative ideas

です。

 

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次につくる未来

今、espar という事業をやってます。Web関連。(詳しくはこちら)

これを冒頭の標語に沿って表現すると、静的化というアイディアでWebサイトの未来をちょっと良くする事業です。高速性やセキュリティの面で。幸い、今年6月に開始してから、すぐ御客様もついて引き合いも継続的にあり評価も頂けているので、来年はリソース投入割合を高めるつもりです。

これからも、未来を良くする技術を手段に事業を営む会社でありたいと思います。そんなことをふと、またWebサイトをリニューアルしよかなぁと眺めていた時に考えました。