Googleブックス蔵書管理支援アプリ「GBScanner」をリリースします。
ご存じの方も多いと思いますが、本を検索出来るGoogleブックスというサービスがあります。何かと書籍の電子化で議論される事が多くご存じの方も多いと思いますが、このサービスには自分が持ってる本を登録・整理出来る機能も備わってまして、いわゆる蔵書管理サービスとしても利用する事ができるんですね。
こんな感じ
これは、「既読」と名付けた本棚に、僕が読了した書籍を登録したものを一覧表示している状態です。Googleブックスではもちろん、単なる列挙だけではなく、本にレビューを書いたり、スターを付けたり、メモを残したり…ってな機能もあります。
GBScannerは、そんなGoogleブックスと連携して手持ちの本を簡単に登録出来るアプリ。この手の蔵書管理システムにありがちな(Googleブックスも例外ではない)、登録のしにくさを徹底的に無くしてみようというのが基本的なコンセプトです。
登録したい書籍のISBNバーコードをカメラで読み取るだけというシンプル設計。
最大の特徴は連続で自動登録する機能を備えている点でしょうか。
次々と書籍のISBNバーコードにiPhoneをかざすだけで、自分の本がGoogleブックスに登録できますので、例えば30冊程度の書籍も数分で登録する事ができます。所有書籍数が多ければ多いほど威力を発揮すると思っています。
以下、簡単にアプリの使い方になりますが…。
まず初めての起動直後に、設定画面でアカウント情報を入力しておきます。
ログイン処理を済ませるとライブラリ情報が取得出来ますので、一覧から登録先となる本棚(ライブラリ)を指定します
最初の画面に戻って、後は順番に、スキャン、スキャン、スキャン、スキャン
読み取ったバーコードに対応する書籍が見付かると、上図のように書籍情報を表示してくれます。画面下のボタンで自動登録が選択されていれば勝手に Googleブックス に登録してくれます。手動登録の場合は、右下のプラスボタンをタップする事でマニュアル登録できるようになっています。
また、iPhone4に限った機能ですが、バーコードのスキャン時に少し周りが暗い場合にライトを付ける事ができますので、ライトアイコンをタップして光らせてあげましょう。
書籍によってはバーコードを認識してくれない場合もあります。そんな時はバーコードについているISBN番号を手入力して登録する事も可能です
…と、こうやって色々と登録していくとGoogleブックス上ではこんな感じになってくれます。
自分の本が、ずらずらずらーっと。本棚名のリンクをクリックすると冒頭のような一覧画面に切り替える事ができます。従来のやりかたでは、このような
高価なバーコードスキャナを買って、USB接続して、スキャン結果をPCやMacに取り込んでから順次登録する…という手間がかかっていましたが、GBScannerを使えばその種の面倒さは全くありません。アプリを立ち上げてただスキャンするだけです。
Googleブックスで蔵書管理をされている方、新たに蔵書管理を始めようという方に、登録作業を楽にするツールとして是非お使い頂ければと思っております。スキャンして次々とネット上に自分の本棚が出来上がっていく心地よさを是非体験してみて下さいませ。(定価230円、リリース直後は半額キャンペーンで115円とさせて頂いています)