若干業務連絡的ですが、弊社は今年もWWDCに参加致します。WWDC2009, 2011 に参加してますのでウチとしての参加は3回目ですね。

回数を重ねる度に人数が増えていってまして、今年は弊社でそら案内やBook+を担当している @itok_twit と、SYNCNELやURL展開君の担当である @nakiwo、そして未公開プロジェクト担当の @sumihiro の3名。ちなみに web担当の @kumatch は今年も滞在組。(いつか AWS の国際カンファレンス re: Inventとかに行って貰いたい)

今回、よくチケット取れましたねぇ…と言われたりもしますが、そこはベンチャーの良い所が発揮されて発表当日に facebook group を駆使してリアルタイムに調整しながら難なく3枚ゲットできたってな感じ。

さてさて、今年は何が発表されるのでしょうか。楽しみ半分、不安半分。WWDCがiOSの式典の側面を持つようになって以来、今回は量的最大規模な発表が有るんじゃないかと目されていますが、どうなる事やら。

  • 次期iPhoneで液晶の解像度・アスペクト比が変わる
  • Retina対応のMacが出る

あたりがホントにくると、嬉しいながらも開発会社ベンダー経営者としては「出ちゃったかぁ…」という溜息混じりに呟いてしまうのは間違いありません。何より金や時間の追加投資を強いられますので。

まま、とは言っても自分の好きな世界で進化を目の当たりにするのは嬉しい訳で。iOS6については、標準のMapアプリがどうなるんだろうとか、facebook 連携がどうなるんだろうとか色々気になりますが、そら案内のアクセスログにも実は iOS6 は数十アクセスカウントされている事はさておき、ほぼ確実に来るのでしょう。

個人的には AppleTV で iOS アプリ作れます的な展開がそろそろ出てきて、テレビ業界に戦慄が走るってのが面白い上に、iOSベンダーとして仕事の幅もまた拡がりそうなので嬉しくもあったり、ホントにそうなったらいよいよ案件をもっと回すための(今までとは違うタイプの)増員も必要だったりするのか的な事もホンの少し思ってみたりもする訳です。

 

ちなみに。今年も留守番の僕はいつも通りに通常営業です。

「行ったら良いのに」とはよく言われるのですが、keynoteは一度聞いてみたいと思ってみたりするものの、もはや僕は開発者ではないので合理性という観点から「無し」なんですよね。概要的な話は帰還後のエンジニアとの会話の中で共有出来ますし、中途半端に僕が開発者的な事をしてみても効率が悪いよなぁと。

それよりかは経営者としてもっと大きな世界のウネリや経済の流れみたいなものを俯瞰的に体感する事の方が大切で、その為に数日間海外へビジネス観点で視察する…ってな事の方がよっぽど自分の役割なんじゃないかなと考えている昨今です。

何だか何の話か分からなくなりましたが弊社はWWDC2012に参加しますという業務連絡なのでした。御客様皆様には期間中開発業務がストップしてしまうという事で御迷惑をお掛け致しますが、技術力向上により更なるスピードと品質を御約束する為の布石になるモノですので、どうぞご了承下さいませ。