自分
2015.09.21 (Mon)

社長10年目で毎分毎秒仕事のことばっか考えてます。ちょっと大げさですが。

昔、大石さんってテレビ見ないんでしょうね、なんて言われたことがありまして。実のところ全然そんなこと無くて全くの逆。メチャクチャTV見てます。人一倍見てるかもです。

ということで、だいぶ偏ってるんですが僕が見てるTV番組を列挙してみようかなと思いました。12個です、ほぼ見てるものの全部。バラエティとかスポーツ/エンタメとかは皆無、経済とか経営のジャンルしか見ていません。自分らしいというか何というか…^^;

 

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ワールドビジネスサテライト(WBS)

王道ですね。毎晩録画して翌日朝に奥さんと食事や出社準備しながら見てます。出張の時はどうしても抜けてしまうのですが基本的に毎日。新聞でいうところの社会面とかエンタメ・スポーツ面がごっそり落としてくれていて、ビジネスに絡む時事情報に徹しているのが好き。重要な情報源の一つ。

 

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日経プラス10

他の番組と被らない限りはこれも毎晩録画している番組。BSです。WBSでメインキャスターを務めていた小谷さんが辞めてこの番組に移られたということで見始めました。経営者や業界人など多彩なゲストが特徴。視点が勉強になるので見てます。キャスターの山川さんのコメントも好き。

 

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プロフェッショナル仕事の流儀

人を「仕事」という切り口でフォーカスを当てたドキュメンタリー。仕事って、本質は技術や知識ではなくて、その「人」の思考や情熱なんだなぁってことを毎回の登場人物から気付かされます。絶対に妥協しない、常に御客様を見てる、という姿勢の背景にある苦楽や生き様には感銘を受けます。自分の言動を見つめなおす機会にしています。

 

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カンブリア宮殿

言わずと知れた…ですね。基本、1人の経営者に焦点をあて、龍さんと小池さんが経営哲学を聞き出すスタイル。出てこられる経営者が皆さん大変な苦労をされていて、どう立ち向かったのか、何が事業を育てたのかのエッセンスを御本人の言葉で聞けます。経営者として、やっぱ色んな経営者の考えを知るのは参考になりますね。

 

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ルソンの壺

月に1回。昔は週に1回でした。関西圏の変わった会社や面白い会社を紹介する番組。実は弊社もNHKから本番組に出演依頼と取材を頂いたことがありますが、何やかんやとあり形にはなりませんでした。まさか自分が好きで見ている番組からオファーが来るとは思いもしなかったのでエラく興奮したのを覚えてます。…が、そういう時期ではなかったんでしょうね。

 

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情熱大陸

これも言わずと知れた…ですね。人間密着型のドキュメンタリー。密着度がハンパ無いので、その人の素が出てる度合いがかなり高い番組かと。芸能人やプロスポーツ選手が多いのが個人的には今ひとつで、経営者やビジネス寄りな人をもっと取り上げて欲しいなぁと思いながら時々見てます。

 

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夢織人

キラリと輝く only one な技術や製品を持ってる小企業や零細企業を紹介する番組。アーティストが取材に言って、取材を踏まえて応援作品を作るという変わった構成です。規模は小さいけど元気な会社って、その会社を象徴する、尖りまくってるコダワリや何かが必ずあるもんです。それを持つことと洗練することが本当に重要であることを毎回気付かされます。

 

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がっちりマンデー

経済バラエティー番組って感じですかね。会社や人、商品やビジネス、経済を動かしている色んなモノを紹介する比較的ゆる〜い番組です。笑いながら楽しく見れるので好き。

 

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報道ライブ21「現代ビジネス講座 世界を知る力」

経済観点から世界を語る切り口が好きで、僕は寺島実郎さんの講演を毎年聞きに行ってます。毎回貰える資料集も目的だったりするのですが。で、その寺島氏が硬い硬い経済番組を始めたってのがこの番組。インタビュー形式ながら氏がずっと喋ってるという構図は妙に可笑しいんですが、国際情勢を経済的視点で俯瞰する一材料として良いと思います。

 

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池上彰関係

池上彰が好きで彼が出ている番組は大半見てます。池上彰のニュースそうだったのか!!池上彰の経済教室未来世紀ジパング〜沸騰現場の経済学〜池上彰の世界を変えた本とかとか。政治・経済・国際・文化・社会とまぁそれだけよく知ってますねと感嘆しながら勉強させて貰ってます。

 

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夢の扉+

夢を追いかけ続ける人や会社にスポットライトを当てたドキュメンタリー。他の番組と違って、医療とか環境とかサイエンス・テクノロジーよりなテーマが多いのが特徴です。主人公を応援する人からのメッセージ動画を主人公に見せて、視聴者もろとも泣かせようって構成が特徴。教え子からのメッセージとか。夢を持つ人に人は惹かれるのだなぁと毎回感じます。

 

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男子ごはん

全然ジャンル違いますが(笑) 奥さんが見てたのをキッカケに、今は僕のほうが好きで毎週見てます。見るようになって料理が趣味になりました。月に1度ぐらいしか出来てませんけども。時々メチャクチャ手間のかかる料理を短尺におさめてしまってるのに騙されて(笑)、自分でやってみたら一品作るのに2時間かかったってなことがあります。

 

と、ザザッと列挙してみました。ドラマやバラエティやスポーツは一切見ないので、こうして見るとホントに偏ってますねぇ。思いつく限り列挙したのは自分でも初めてでしたが、相当な時間をテレビに費やしてるってのがよく分かります。仕事しろよ(笑)

時間は普段から無い無いと言ってながらこれだけ見れてるのは、ながら視聴をしているのと、倍速再生があってこそですね。リアルタイムに見るということは絶対にやりません。必ず録画して、全てを倍速で再生します。この方法が一番合理的なんですよね。個人的には3倍速とか4倍速のプレイヤーが出てきて欲しいものだと常々思ってますが、なかなか出てきてくれません。高くても買いますのでメーカさん是非にお願いします :-)

TVを批判する向きは結構あるんですが、特定の切り口で構成された映像作品から得る情報密度ってやっぱり高いと思うんですよね。書籍や雑誌と一緒でしょうか。ネットでの情報収集って断片化された情報を自分で構成し直す必要があるのが結構面倒で。テレビは恣意的な編集が入っているってのはあるんですが、全てを真に受けなければ良いんでないかなと。媒体の使いようというのでしょうか。僕はTV大好きです。できれば有料にして貰って広告宣伝をなくして欲しいです。

ということで見てるTV番組の御紹介をしてみました。どれもお勧めですので皆様も是非 :-)


2015.06.30 (Tue)

雑文です。

最近、昔いてたブログ(日記)を読み返すことがあります。インターネット上のページを掻き集めてずっと残してるアーカイブサイトとかがあってですね、先日そこでたまたま見つけまして。振り返ってみるとブログ歴はもうすぐ15年ぐらいになるんです、実は。

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(photo by bryan on flickr)

2000年前後に、当初はまだインターネットすら一般的でなかった頃なのでブログって言葉もなくて、「自分のホームページで日記書いてます〜」みたいな感じでやってたのです。

今になって思うと超残念なんですが、手元に全部残ってなくて、ネット上に残骸が断片的にある感じ。それを気分転換がてらに眺めたりするんですけども。10年前と考える事が全然変わって無いんですよね、面白いもんです。

以下は、2005年7月2日の朝に書いてた日記から引用。ちょうど10年前です。

自分が持つものを積極的にoutputしていく、どんどん持てる情報やビジネスアイディアを出していく、…そんなオープンな思想を持ち続けたいと僕は思っています。僕自身は余り大したものは持っていませんけど、稚拙であってもそれを外に出す事で何か新しいものが生まれるかも知れないから。人との出会いであったり、更なる自分の成長の機会であったり。

自分の人生のどの時点でそうなったのかは疑問ですが、僕は基本的にビジネスの話が大好きです。こんな事が出来るんじゃないか?こんな事をしたら面白いんじゃないか?….最初は稚拙かも知れないけど、話を、アイディアを、アツい思いを、ぶつけ合う事でだんだん具体性が見えてくるもので、まずはそういう議論をする事や議論をする機会が必要なんじゃないかなと。「へぇ良いねぇ」だけじゃなくて「具体的行動が先に伴いそうなもの」が。

幸いにして、今はそういう話が出来て将来面白くなりそうな人を身近に見付けています。それはまさに、自分のアイディアや熱意をホントにオープンにして発した結果。それを全部受け止めてくれて議論してくれる人が何故か吸い寄せられてきてくれた。発すれば目を向けてくれる人がいる、S極はN極を、N極はS極を、求めてるし引きつけられるもの、そういう事なのかも知れません。そんな力の働く空間で、僕はもっともっとアイディアや気付きをオープンにしてぶつけていきたいと思ってます。

さぁ、頑張ろう。

これで1日分。昔は文章短かった(笑)

当時は多分、最後の職場にいた頃かな..。この1,2ヶ月後ぐらいに退職して、休息期間を経て翌年起業することになります。そこに至るまでも、更にそこから今に至るまでも output が何かを引き寄せているのは変わりないんですよね。縁は勝手に引き寄せられてくる。

仏教の「因縁果」という考え方をこの間、大学で講義した時に話しました。は自分、は結果、因たる自分の言動が良いも悪いもを引き寄せて結果となるんだそうですよ。縁を求めちゃダメで、自分の言動を高めるところから始めよう、そうすりゃ縁は勝手に寄ってくるって話。10年前に思ってたこと、今も同じこと思ってますが創業してからの色んなご縁にホント感謝です。

がしかし。会社経営初めてもうすぐ丸9年、最近アウトプットが激減してる気がするんですよね、色んな意味で。執筆とかはさせて貰うのですけども。IN / OUT の比率が偏りすぎで、もっともっと発信しないとなぁと。facebookで散文書くのも良いんですが。

縁に飢えてるという訳では決してないのですけども、10年前の文章に触れて何となくそんな事を思いました。明日から超聖域だし、何らかのアウトプットしていきます。


2012.04.19 (Thu)

僕はもともと余りお酒が飲めません。嫌いじゃないんだけど、余り飲めないっていう結構残念な体質なので、お仕事の関係やいわゆる懇親会ぐらいでしか口にする事はありませんでした。非常に受け身な関係で、家にアルコール類は存在すらしていなかったのです。

そんな僕が最近はほぼ毎日毎晩ワインを飲んでます。自分でもビックリ。

家には常にワインのボトルが何本かストックされるようになりました。ワインショップやワインコーナーには目が向くようになったし、最近読んでる漫画と言えば「神の雫」だし、このブログで何度か紹介した事のある社長仲間 東口さんワインバー luv wine にお邪魔する時の意識も随分と変わりました。

今、ワインを勉強しながら愉しんでます。

そこに合理が無いと時間や金は掛けない性格なので、もちろんこれには訳がありまして。昨年の秋に参加したとあるセミナーで「ワインはビジネスツールである」と教えて貰ってですね、おぉそうなのかと。確かに前述のワインバーのオーナーも同じ事を言う訳ですよ。今は別のビジネスをしている社長仲間の元ソムリエも全肯定。すげーって自分から見て成功者と思う方々もそれを否定しない。皆、嗜んでおられる。

じゃぁ、ビジネスに必要なら絶対知っておくべきだ。(深入りし過ぎない程に…)

という訳でホント今更感ありまくりなんですが、まずは1000円〜3000円台のワインを毎日飲みながら勉強してるという訳。何故ビジネスかという話は割愛させて頂くとして、もちろん愉しみながら飲んでます。カベルネ・ソービニヨンもメルローも良いんだけど最近はピノ・ノワールが一番好きだなぁとか、何げに出されたワインをちょっと品種当て(?)をしてみたりとか、結局飲む経験が全てだなぁと思いながら口にしています。

…が、ビジネスの為のツールとして見ている訳なので、ここも合理性を追求したいところでして。段階を踏んで少しずつ身の丈にあった(?)ワインを飲みながらレベルアップってのもあるのかも知れませんが、1分1秒惜しくて仕事してるので余り時間を掛けたくないし、かといって金が無尽蔵にある訳でもないし、効率悪いしなぁ…

と思っている所にこの企画「ULTRA WINE TASTING CLUB de MONACO」の存在を知りました。開催は5月3日。

前述したセミナーでビジネスにおけるワインの意味を語ってくれた元HUGO社長の加藤氏が主催する会でして、まさにウルトラな極みをまとめて体験しましょうよ的なテイスティングイベントです。これに参加する事にしました。

最高級を体験する事によって時間を節約する事が出来る筈という合理性、また愉しむという観点では最高級を知っているからこそ得られる価値観もあるだろうという事で、企画を知って即参加申し込みをした次第です。参加費用も結構大きい(6万円。2名以上だと5万円)ですが、前者の合理性を考えれば高くはないと判断しました。

お恥ずかしながら僕はその凄さが全部は理解できないですが、ワインは以下の通り。

  • ボルドー5大シャトー

    • 1989 シャトー・マルゴー
    • 1989 シャトー・ラトゥール
    • 1989 シャトー・ラフィット・ロスシルド
    • 1989 シャトー・オー・ブリオン
    • 1989 シャトー・ムートン・ロスシルド

  • 1995 ドン・ペニリヨン

  • 1956 ロマネ・コンティ・グラン・エシュゾー

  • 1983 シャトー・ペトリュス

  • 1986 シャトー・ル・パン

  • 1923 シャトー・マルゴー

映画だったり小説などでも富裕層を象徴するキーワードとして出てくるだけに「凄い」感が滲み出ていますよね。今回、これに触れてこようと思ってます。ワイン通の人には身の丈に会ってないと怒られそうですが(苦笑)、特定ジャンルの最高に触れる「効率」ってものがありますから、人にどう思われるかは余り気にせず純粋に体験してこようかなと :-)

最高のモノを自ら必死で手にするのも戦略(例えば、弊社が最高の開発者を何人も抱えているように)ですが、時間対効果つまり合理性を考えて最高のモノを手早く体験するのもまた戦略だと思うんですよね。重要な事は、最高に触れておくことかなと。自分の中で適切なモノサシが得られますから。

という訳で、超が付くワインテイスティングな会に行ってきます。ワインに興味有る方は宜しければ是非御一緒に!一応申し込みフォームに名を連ねてますので、僕の名前を選択して頂けると同じテーブルで御一緒出来るかと思います :-)Golden Week に Golden な Wine を愉しんで参ります。


2011.09.24 (Sat)

著名なライフハック系サイト「lifehacker」に面白い記事が載っていました。

たとえば、朝に運動をして夜は日記を書くといったように、朝晩をルーチン化して一日の始まりと終わりを「ブックエンド」することで、重要なことに集中しやすくなると指摘。

(朝晩の活動をルーチン化して一日の始めと終わりにケジメをつける「ブックエンド式」とは?)

そうそう、そうなんですよ。ウチの取り組みを御紹介した先日のエントリ、

は会社でそれをミーティングという形で実践している例だと思います。やっぱりSTARTとENDがハッキリしている事は重要で、それがルーチン化しうる儀式めいたモノあるいは定型的な処理(だけど内容のあるモノ)になっていると lifehacker が言うように集中し易くなるんですよね。個人でも会社でも。

STARTとENDがハッキリしないダラダラが一番良くない。

そう肝に銘じて会社としてだけではなく僕も一個人としてSTARTとENDをハッキリさせるようにしています。STARTは朝の参拝、ENDは経営日誌を書くことです。

経験上ですが、特にENDのほうは単なる儀式ではなく、何かしら振り返れる活動になっているとっても良いと思います。


2010.05.05 (Wed)

思い切って先日、新しい万年筆を買いました。

まともに万年筆を使うようになってから2年。持ってないと不安になるぐらい万年筆でモノを書くのが当たり前になるに至り、もっと書きやすくズッシリ感がありリッチな感じのモノはないものかと。自分で色々探してみたり、Twitterで @rizumita さんに勧められたりもして結局辿り着いたのがこちら。

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WATERMAN の EXPERT

[](http://www.waterman.com/jp/style/pens/expert)2年間使い続けたかなり安価なPILOT万年筆からの乗り替えです。普通に¥15,000ぐらいしますので決して安いもんではありません。昔の自分なら100円ボールペンで満足だったので一体何倍なんだよって話なんですが、思い切って買っちゃいました。

創業してしばらく経ってふと受験生時代や大学生時代を思い起こした時に、自分にとって多くの場合、書く事が考える事に繋がってるきたなぁと気付いたんですね。人それぞれだと思いますけど、自分はどうやらほぼ書く事によって思考してきたんじゃないかと。

じゃぁ思考の道具と言えるペンとノートは良いモノ揃えたいよなと思うに至り、万年筆を使うようになり、ノートも1冊2000円はしようかというものを使うようになり、手に馴染んできた万年筆も買い換えるに至ったという訳です。そして普通に書く事が楽しくなったと。別にモノ書きじゃないですのにね。

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良い道具が良い結果を生むとも言いますから、思考の整理や質向上(?)には役立っているんじゃないかなぁ思います。

まぁそんな訳で新調した万年筆で書くことを楽しんでる今日この頃。

仕事で「書く」って行為は結構重要だと思うんですが、行為そのものが楽しめるって何か良いじゃないですか。手段が目的化する楽しみっていうんでしょうか。これはバイクに乗る事にも通じるものがあるかもですね。かつてバイク乗りだったのも関係ある?(多分無い