これはもう前々から思っているのですが、忙しさを理由に全然できていないので自分の尻を叩くという意味でここに宣言します。

8月中に電子書籍を出します

文章のアウトプットという意味では15年前、インターネット黎明期からホームページを持っていて文章を書いていましたので結構長かったりします。経営者になって色々考えながら長文を書くようになった8,9年ほど前からでしょうか、いつか本を書きたいなぁと何となく思うようになりました。

何度か企画書を作って、ご縁のあった技術評論社さんとかに持ち込んだ事もあったんですが、編集者さんのアドバイスを頂きながら企画そのものをブラッシュアップする過程で日々の忙しさから優先順位を上げられずフェードアウト…

電子出版が可能になったここ数年の波にも乗らずでしたしね。Kindle出版界ではすっかり有名なウズウズ出版においても、その初期の頃に書きませんか?と代表の板羽さんに直接お誘いも頂いていましたが、これも優先順位を上げられずスルー。

_7__板羽_宣人_-_メッセージ

チャンスという女神は「ご縁」という形で突如やってくる訳ですが、それを掴みに行って手放さない努力をしなければ機会損失しかありません。自分のことを残念なやつやなーとホント思うのです。ものを書くということについて。やりますという姿勢は見せながらも実績残せてないという。

もはや若干やるやる詐欺になりかかってるということもありますし(汗)、会社経営からして思いついたらつべこべ言わずまずやってみるというスタンスやのに何でやねんと感じるし、このままでは埒があかんと思いまして宣言しようと思い至りました。実は大阪のアプリ開発でも有名なジールズの大谷社長とはお互い本を書くと言い合っていて遂に先月末「7月末には原稿を完成させることにしましょ。できなければ罰ゲームでw」という約束を交わしていたりしてまして、自分を一歩も引けない状況に置いてみたという訳です。

1冊って訳ではなく、せっかくなので何冊か書きます。あ、8月中に何冊とかはさすがに厳しいですが。もっと崖っぷちに追い込んだほうが良いと思うので、考えてるものを3つほど列挙してみます。

 

(A) 就活なんて適当でいい、人事部なんて潰せばいい 〜企業で働くということの意味〜 (仮)

先日、摂南大学様でさせて貰った80分の講演内容を肉付けして作ろうと思ってます。就活を取り巻く甚だしい「無駄」を、企業とは何か、働くとは何か、という視点から持論展開してみようかと。根底にあるのはハフポでお叱り(?)を受けた人事部門の「採用ごっこ」に終止符を打つべきだ 〜誰も幸せにならない子供遊び〜の投稿にあります。もちろん批判非難するだけの攻撃的な内容にはせず建設的なものに。

 

(B) 残業ゼロの会社力 (仮)

うちの開発者は基本残業ゼロなんですけども、その仕組みをどうやって作ってるか、その結果、どんな会社になってるかってことを書いてみようと思ってます。その最重要な要素がウチでほぼ毎日欠かさずやってる夕方mtg(夕礼)なのですが、そこに焦点をあててこんな仕事のやり方もありちゃいますかという提案的な内容にしたいなと。

 

© できる自信を無理やり作る自制術・時制術 (仮)

複数のプロジェクトが常時走っている中でいかにして効率よく仕事を捌いていくか、やる気が起きない時にいかに先送りせずタスクを消化するエネルギーを得るかという課題が常に自分にはあり続けた(今もそう)んですが、最近ようやくメソッド化できてきたような気もするのでそれをまとめてみようかなと。自分を制し、時間も制するということにフォーカスしてみようと思ってます。

 

って感じで、ボリューム的に全部電子書籍向きかなと勝手に想像してますが、だいたい2万文字から3万文字ぐらいなのだそうですよ、電子書籍って。その規模なら色々書いてみたいネタはあるのですが、あまり大風呂敷を最初に広げるとそれこそ崖っぷちからホントに落ちてしまいますから、まずは上記の (A) から書くことに意識を集中します。というか今まさに書いていってます。たいがい苦戦してますが(T_T)、80分の講演や80枚近いスライド資料が材料としてありますので上記3つの中では一番書き易いのです。

GMBAの毎月の締め切りもあるし、その他普通に複数走ってるプロジェクトをマネジメントしたり、会社経営に伴う雑務も多々あるんですが、丸9年を迎え10年目に突入した節目の年なので挑戦してみようと思う次第です。頑張ります。